整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

長さ

ハンソンピンのピットフォール

このエントリーをはてなブックマークに追加


先日、大腿骨頚部骨折に対する手術がありました。

選択した内固定材料は、ハンソンピンです。


ハンソンピンによる骨接合術は、非常にオーソドックスな手術だと思います。しかし、思わぬところで足をすくわれたので、その pitfallを共有したいと思います。


イメージを見ながら、普通にハンソンピンを挿入したのですが、中枢側のピンが80mm、末梢側のピンが100mmでした。2本の長さの差は、20mmもあります。


通常、2本のピンの長さの差は、10mm もしくは15mmしかありません。しかし、なぜか今回は、20mmと比較的大きな差ができてしまいました。


少しおかしいな? と思ったものの、術中イメージはそれほど問題無いという判断で手術を終了しましました。


ところが、その術後単純X線像を確認すると、中枢側のピンが少し短いのです。中枢側のピンが、あと5mm長ければ通常の術後単純X線像です。


しかし、中枢側のピンが5mm短いため、やや不細工な術後単純X線像になってしまいました。おそらく術後成績にはあまり関係ないとは思いますが、何となく格好悪いです。


2本の長さの差が20mm以上では、中枢側のピンが少し短い可能性があります。このような場合には注意が必要かなと感じました。





★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★


整形外科医なら誰もが所有している骨折治療のバイブルです。豊富な図や画像が提示されており、骨折手術におけるAOの考え方や基本原則を学べます。








ストッキネットの長さをどうやって測っていますか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

今日の午前は、出張先での外来でした。
若い方が比較的多い地域で、ギプスを巻く機会が多いです。


ギプスを巻く際には、ストッキネットの長さを適切に切り取る必要があります。些細なことに思えますが、短すぎると固定範囲が短く固定力が弱くなるので意外と重要だと感じています。


今まではストッキネットの長さを測るのに、指を使ってシャクトリムシ(尺取虫)風に測っていました。しかし意外と不満足な長さになることが多いのです。そこで最近では、自分の前腕や下腿を使って長さを計測するようになりました。


具体的には自分の前腕や下腿にストッキネットを当てて、自分にギプスを巻くことをイメージして長さを決定するのです。私は身長が172cmで男性としては平均的なのですが、150cm位の高齢女性でもほぼぴったりの長さになります。


オマエの手足が短いだけだろ(!)と言われるかもしれませんが、意外とどんな人でもほぼ適切な長さになります。同じ要領でギプスシーネ作成時にも自分の手足に当てて、適当な長さに切り取っています。


私は、できるだけ考えることを省略したいので(笑)、重宝している計測法です。


アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

管理人の著書

161228 【書影】医師の経済的自由
管理人によるケアネット連載コラム
log_carenet

医師のためのお金の話

管理人による m3.com 連載コラム
管理人も参加しているオンラインサロン
勤務医のための資産形成マニュアル
築古木造戸建投資マニュアル

医師のための築古木造戸建投資マニュアル 1
医師のための 金融資産形成術
医師のための金融資産形成術

タダで自宅を手に入よう!

医師のための収益マイホーム購入マニュアル


配送無料! 医学書 購入サイト
プロフィール

自由気ままな整形外科医


・医学博士
・日本整形外科学会専門医
・日本リウマチ学会専門医
・不動産投資家
・超長期金融資産投資家
・ビジネスオーナー
・宅地建物取引主任士

QRコード
QRコード
記事検索
メッセージ
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。 利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。 当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。