整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

高齢者社会

2025年問題を考える

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2025年問題をご存知でしょうか? 2025年は、総人口が減少する中でも増加していた75歳以上の高齢者人口が減少に転じる見込みとなる年です。


人口問題は、医療・投資・不動産に対して、極めて大きな影響を及ぼします。過去2回ほど、高齢化社会の極期以降は、高齢者さえも居なくなっていくことをご報告しました。





そして、高齢化社会といっても、全国一律に人口が減っていくわけではありません。人口構造の推移は、下記のように地域ごとに大きく3つのタイプに分けられます。

  1.  都市型
  2.  地方都市型
  3.  過疎地型


①は、東京都に代表されるタイプで、現時点での人口がピークで、緩やかに総人口が減少します。一方、75歳以上の高齢者人口は急激に増加します。


②は、長野県に代表されるタイプです。すでに人口のピークが過ぎて、緩やかに総人口が減少しています。75歳以上の高齢者人口は緩やかに増加していきます。


③は、秋田県に代表されるタイプです。すでに人口のピークが過ぎて、急激に総人口が減少しています。75歳以上の高齢者人口も緩やかに減少していきます。


医師の立場からは、自分の診療圏が上記の3つのいずれのエリアにあるのかは熟知しておくべきでしょう。そしてクリニックを開業する場合、②のエリアは要注意です。


②→③に移行するタイミングがいつごろになるかは、クリニックの寿命に関わってきます。 そこまで超長期で考える必要はないと思う方が大半でしょう。


しかし、going concernを前提にするならば、検討項目のひとつにするべきです。特に継承まで見据えると、避けては通れない問題だと思います。





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高齢者さえ減少する恐怖のシナリオ

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先日、大学の同窓会がありました。
さまざまな科で、さまざまな立場の同級生が集まって楽しかったです。


同級生の約半分が集まったのですが、その中のひとりに非常に遠方で開業している友人が居ました。彼が開業しているのは、東京からの時間距離が最も遠い地域のひとつだそうです。


その地域には医療機関も少ないようなので、競合が無くてウハウハだろうと、私が冗談半分で言ったところ、ちょっと笑いながらも深刻そうな返事が返ってきました。


ここ最近になって、患者数が激減してきているとのことです。そして、その理由は高齢者人口の激減だそうです。若年者ではなく、高齢者であることが恐ろしい点です。


若年者人口の減少は、彼が開業する前から問題となっていました。しかし、最近では地域に若年者がほとんど居なくなったので、若年人口減少は問題にならないそうです。


それよりも、地域の高齢者がどんどん天寿を全うされていくため、高齢者人口までも激減しているのです。新たに高齢者になったであろう人は、既に都会に引っ越しています。


新たな高齢者の供給が途絶えている中で、既存の高齢者が天寿を全うされていくため、地域から人が居なくなってきているのです。既に、その地域では高齢者施設もガラガラだそうです。


その地域で開業している友人は、既に投資資金を全て回収しているため、この状況を静観しているそうですが、私はこのような地域が出現していることに寒気を覚えました。




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内閣府ホームページ 平成24年版 高齢社会白書(概要版)より転載




上のグラフは内閣府が発表している、超長期での日本の人口動態です。日本の総人口は2010年ごろにピークとなりましたが、高齢者人口のピークは2040年ごろです。


2040年以降は、総人口はもちろんのこと、高齢者人口まで減少していくという衝撃的な状況です。実際に発生するインパクトは、その時まで体感できないと思っていました。 


しかし、2017年現在の日本においてさえ、既にそのような「高齢者人口までもが減少していく社会」 が存在しているのです。そして、社会へのインパクトは想像以上でした。


確かに都市部においては、まだ20年程度の猶予期間はあります。しかし、既に地方の一部では、現在進行形で地域社会の崩壊が進行しているようです。


高齢化社会は、高齢者が増えるから医師は安泰だと思っているお気楽な人でも、高齢化社会の極期以降は高齢者さえも居なくなっていくことを認識しておくべきだと思います。


あと20年もすれば、日本という国全体がこの大きな問題と向き合わなければいけません。 そして、このことは確実に発生する近未来でもあるのです。





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