昨今、世の中には投資関連の情報が溢れています。
しかし、実際に投資を行っている人の割合は少ないと言われています。


日本証券業協会によると2014年3月末時点のインターネット口座数は1700万強で、金融先物取引業協会によるとFX口座数(店頭)は、約500万口座でした。


窓口や電話での取引を行う投資家もいるので、概ね投資口座は2500万口座と言われています。2014年の日本の人口は1億2714万人なので約20%程度の投資人口比率です。


実際には、同一人物が複数の投資口座を所有しているケースが多いので、この投資人口比率は最大値とみなして問題ないと思います。


一方、金融資産投資を行っている人の中で利益を出している人は全体の20%だそうです(※)。信用評価損益率をみると、実際に利益を出している人の比率はもう少し低いかもしれません。


 ※ 2012年 富士経済調べ 


このふたつの数字を掛け合わせると、総人口の約20%が金融資産投資を行っているが、利益を出しているのは総人口のたった4%(=20%×20%)に過ぎないという驚くべき結果がでます。


人口の20%程度の人が金融資産投資を行っているということは、ファイナンシャルリテラシーの観点からは、金融資産投資をやっているだけで全体の上位20%に入ることになります。


これらの人は残りの80%の人と比べて、ファイナンシャルリテラシーが高いと言えます。普通に考えると、知識や経験があることは強みとなります。


しかし、ファイナンシャルリテラシーの観点から見ると、もっとも成績が良くないのは下位21~100位ではなく、金融資産投資を行っているが損失を抱えている上位5~20位なのです!


つまり、全体の5~20位の人が、60位や90位の人よりも成績が悪いという驚くべき事実です。不勉強で何もしていない方が、そこそこ勉強家な人よりも数倍マシということになります。


これは本当なのでしょうか? 実は、私の感覚からもこの結果は現実に即しています。生半可な知識しかない人が最も損失を抱えやすいのです。


個人投資家は、この事実を厳粛に受け止めるべきでしょう。 全体の上位4%に入ることができなければ、何もしないよりも悪い結果になる・・・。これは結構キツイ現実です。


金融資産投資を行う場合には、かなりの覚悟が必要なようです。そして、これは不動産投資にもある程度該当すると思います。私の経験では、学歴と投資の能力は全く別物です。


両者がダブル人も結構いますが、必要とされる知識や能力が全く異なるのです。医師のような認知能力に優れた高学歴者は、投資でも有利とはゆめゆめ思ってはいけません。


だからと言って全く投資とは無関係に生きていくのも、これからの時代は問題があります。このあたりをどう解決して折り合いをつけていくのかは結構難しい課題ですね。





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