レミケードのインフュージョンリアクション(infusion reaction) その3 のつづきです。
インフュージョンリアクション発生時の処置を下記に記載します。
・ インフリキシマブの点滴中止
・ 生理食塩水 500~1000mL/時間で点滴
・ エピネフリン(ボスミン) 0.1~0.5mg(0.1~0.5ml)を皮下注射
⇒ 症状を見ながら5分毎に3回まで
・ メチルプレドニゾロン 50~100mgを静注
もちろん酸素投与、および場合によっては気道確保も行います。
アセトアミノフェン 650mg経口投与や、ジフェンヒドラミン 30~50mg静注をするべきとの報告もありますが、これに関してはあまりエビデンスは無いようです。