新型コロナウイルス感染症の第7波が猛威を振るっています。もちろん世間一般ではなく、医療機関をはじめとするインフラ産業に対して、です。
エッセンシャルワーカーである私たちは検査しまくって新型コロナウイルス感染症に対峙しています。皆バカバカしいと思っているのでしょうがお上の方針には従わざるを得ません。
さて、これだけ新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうと、まともに医療サービスを提供することすらままならなくなります。特に整形外科はそのあおりを受けやすい...。
最も影響が大きいのは定期手術です。近隣の基幹病院では、早々に8月の定期手術を中止したところが多いです。ひどい所は、骨折などの外傷症例の受け入れまで絞る始末。
しかしこの状況は、私たち場末病院にとってチャンス到来です(笑)。不謹慎かもしれませんが、第7波で制限のかかっている時期は症例の稼ぎ時なのです。
8月に入って、結構激しく手術をしています。その理由はもちろん近隣の基幹病院から流れてくる症例です。ある意味役割分担ですね。
私たちのような意識のユルイ場末病院まで、新型コロナウイルス感染症への過剰反応で医療体制を縮小してしまうと、本当に医療崩壊を起こしてしまいます。
地域の医療体制を維持するとか考えているわけでは全く無いのですが、とにかく稼げるときに稼ぎまくれ! とばかりに貪欲に必要とされている医療を提供しています。
冷静に考えると、文字を切り取られると炎上しかねない話題ですね...。
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