整形外科医のブログ

中堅の整形外科医が、日々の気付きを書き記します。投資の成功で働く必要が無くなりましたが、社会貢献のため医師を続けています。

臼蓋形成不全股に対するTHA

このエントリーをはてなブックマークに追加


今日の午前の手術も人工股関節全置換術(THA)でした。
やや臼蓋形成不全傾向のある症例でした。


臼蓋形成不全股の場合は、壁に掘り込んでいくイメージです。
術前の作図から寛骨臼上縁からカップの端となる部位を計測します。


例えば寛骨臼上縁から10mmがカップの端になる場合には、10mmの平ノミをメジャー代わりにして寛骨臼内に電気メスで球状にマーキングします。


この球状にマーキングしたエッジを目安にリーミングすると、作図どおりの高位にカップを設置できます。注意点として、内板を打ち抜かないように3mm丸ノミで内板までの距離を確認しながらリーミングを行います。

若年者の特発性大腿骨頭壊死症(ION)に対するTHA

このエントリーをはてなブックマークに追加


今日の午前の手術は、人工股関節全置換術(THA)でした。
若年者の特発性大腿骨頭壊死症(ION)の症例でした。
以前にも記事を書きましたが、IONのTHAは通常のOAと少し異なったコツがあります。


ひとつめは、骨質が良好なため1mm のアンダーサイズリーミングでは、カップが打ち込めないことがあります。まず通常どおりに1mm のアンダーサイズリーミングでインプランテーションしてみて固定性が悪ければ、同サイズでリーミングします。特に寛骨臼縁が固すぎてカップを打ち込めない場合が多いので同サイズリーミングの際には寛骨臼の入り口部を主にリーミングする感覚です。


ふたつめは、IONのTHAではカップ上方と寛骨臼の間に間隙ができることがあります。
正常な寛骨臼は、前後の曲率半径よりも正面像での曲率半径の方が大きいためにおこります。
この場合には間隙に骨移植すればよいでしょう。

膝蓋骨低位症例に対するTKA

このエントリーをはてなブックマークに追加


今日の午前の手術は、人工膝関節全置換術(TKA)でした。
1ヶ月前にもありましたが、膝蓋骨低位の症例であったため展開が難しかったです。


もちろん膝蓋骨低位は、術前から予見できます。
したがって術前計画で周到に対策を練ることが可能です。
私なら下記のごとくの対策を講じます。


・アプローチは、medial parapatellar approachとする。
・大腿四頭筋腱の切離を中枢まで延長する
・大腿骨外顆の骨棘切除
・膝蓋骨関節面のラフカット
・大腿骨を切り上げすぎるとjoint lineが上るので、スペースがタイトな場合は脛骨の切り下げを優先する

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

管理人の著書

161228 【書影】医師の経済的自由
株式会社リコー様のインタビュー記事


管理人によるケアネット連載コラム
log_carenet

医師のためのお金の話

管理人による m3.com 連載コラム
管理人による幻冬舎ゴールドオンライン連載
管理人も参加しているオンラインサロン
勤務医のための資産形成マニュアル
築古木造戸建投資マニュアル

医師のための築古木造戸建投資マニュアル 1
REITで実践する不動産投資セミナー
190122
医師のための 金融資産形成術


配送無料! 医学書 購入サイト
プロフィール

自由気ままな整形外科医

・医学博士
・日本整形外科学会専門医
・日本リウマチ学会専門医
・不動産投資家
・超長期金融資産投資家
・ビジネスオーナー
・宅地建物取引主任士

QRコード
QRコード
記事検索
メッセージ
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。 利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。 当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。