整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

人工関節周囲骨折(人工骨頭ステム下骨折)に対する治療法 その1

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昨日の午後は人工骨頭置換術後のステム下骨折でした。人工関節周囲骨折は、骨質が悪く、認知症を併発している場合も多いので治療が難しいと思います。


昨日の患者さんは約20年前にセメントステムを挿入されていました。
骨折前からステムの緩みをみとめ、Vancouver分類 Type B3と判断しました。
ちなみに人工関節周囲骨折の分類であるVancouver分類は、下記の論文を参考にしてください。


Duncan CP, Masri BA (1995)
Fractures of the femur after hip replacement. Instr Course Lect 44:293–304.


Type B3の場合、全身状態を全く考慮しないとRev. THA+骨移植術が望ましいです。しかし、高齢で伝い歩き程度の活動性で、認知症を併発している方に対してそこまでの治療はリスクが高すぎます。


そうなってくるとORIF+骨移植術という治療法を選ばざる得ません。最近、シンセスのロッキングプレートにケーブルワイヤー(cerclage cable wire )とperiprosthetic screw を併用できるようになりました(Cable system & Periprosthetic screws)。


具体的には、①LCP broad curved ②LCP-DFに、cerclage cable wire およびperiprosthetic screwを併用するのです。尚、②に関しては、反対側(左側の骨折なら右用を選択)のプレートを上下逆に使用します。つまり大腿骨顆部用の穴を、大転子側にもってきて使用するのです。


このケーブルワイヤーシステムは、シンセスにしては珍しく操作性が良いです。このような優れた内固定材料を利用できるようになって、難症例の治療にもやや明るさがでてきたように思います。それでもやはり、高齢者の人工関節周囲骨折は、解決するべき問題が山積している難しい領域だと思います。


その2 につづく

関節リウマチの治療でよく使用する薬剤の略語

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関節リウマチのカルテは、記載するべき事項が多いです。
各種検査の数値、画像所見、SDAI, DAS28-ESRなどの疾患活動性の評価等々・・・。


関節リウマチの治療でよく使用する薬剤は略語で記載する方がスムーズです。
慣れないと紛らわしいので、下記にまとめてみました。


レミケード ⇒ インフリキシマブ(INF)
エンブレル ⇒ エタネルセプト(ETN)
ヒュミラ ⇒ アダリムマブ(ADA)
アクテムラ ⇒ トシリズマブ(TCZ)
オレンシア ⇒ アバタセプト(ABA)
シンポニー ⇒ ゴリムマブ(GLM)

リウマトレックス ⇒ メトトレキサート(MTX)
サラゾピリン ⇒ サラゾスルファピリジン(SASP)
アラバ ⇒ レフルノミド(LEF)

プレドニン ⇒ プレドニゾロン(PSL)


略語はカルテ記載にとどめ、論文を書く際には使用しない方がよいでしょう。

経済的自由(financial freedom)を目指して その1

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勤務医の現実を理解する その3 のつづきです。


大学卒業後は必死で働いてきたので、当時の私は医学以外のことをほとんど知らない世間知らずでした。ほとんど白紙の状態からのスタートだったので、まずは本屋さんに行って”株とはなんぞや?”みたいな本を買ってきました。


一読してみましたが、内容がさっぱり頭に入ってきませんでした。なんでこんな難しいものに皆は熱中するんだ?と言う感じでした。その本は半年ぐらい部屋の隅にほったらかしでしたが、正月当直をしたときにもう一度読んでみようと思う出来事がおこったのです。


それは卒後5年目の1月2日の当直でした。当時は野戦病院のようなところで働いていたのですが、24時間のうちで急患100名、頚髄損傷(C4 complete)+骨盤骨折、大腿骨開放骨折等々の対応をたった独りで捌かざるえない状況でした。一睡もせずに独りで、頚椎の脱臼整復→Haloベスト固定をしました。


体位変換時にときどき徐脈から心停止するので、その後はICUに1ヶ月間入りびたりで全身管理していました。レスピレーターで呼吸管理をしていたので喀痰取りをしているうちに、整形外科医なのになぜか気管支鏡ができるようになってしまいました・・・。


そんな生活に嫌気がさして、これは一生続ける仕事ではないなと思ったのです。いわゆるバーンアウトですね(笑)。引き継ぐような資産はゼロだったので、自分でなんとかするしかないというのが動機でした。今回は、真剣味が違ったので関連する書籍を読み漁りました。


そして満を持して日本の株式市場に参戦したのが2001年でした。折りしもアメリカ発のITバブルが弾けて世界的な株安がおこり、市場は超低空飛行でした。同年、9.11に同時多発テロがおこり、NYSE(ニューヨーク証券取引所)が閉鎖されるという前代見聞の事態まで体験しました。


さんざんな船出だったのですが、後から振り返ると非常にラッキーな状況だったのです。なぜなら全ての投資対象が割安で、まさに何を買っても勝てる状態だったからです。


参戦して2年ほどはひたすら下落する市場でしたが、その間大きな含み損を抱えながらも毎月コンスタントに財務状況の比較的良い大型低位株を買い増していきました。そしてついに2003年の5月、りそな銀行に公的資金が注入されて日本の株式市場が底をうちました。


そこからの急激な資産増大を身をもって体験できたため、逆張り投資を基本とするスタイルを確立しました。株をやったことがある人なら分かると思いますが、下落する株を持ち続けるのは本当につらいものです。このため、普通は順張りでいく人がほとんどですが、皆がやっていることを実行して成功することはまずありえません。


しかし、頭では分かっていても成功体験が無いと最後まで実行するのは至難の業なのです。そういう意味で、最初に成功体験できたのは(2年もかかっていますが・・・)本当に幸運だったと思います。


ここまで読むと、私が株式投資を勧めているように思うでしょうが、そういうわけではありません。私の入り口が、単に日本株式だっただけの話なのです。いわゆる資産形成においては、どんな方法であってもキャッシュフローの極大化を目指すことこそが真髄だと思います。


次週の日曜日につづく


※ まだ読んでいない方は、是非下記の書籍を一読することをお勧めします。
  ここからの話は、この程度の知識が無いと分からないと思います


                     
   
                  金持ち父さん貧乏父さん

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自由気ままな整形外科医

30歳代で経済的自由を達成した医師起業家です。 年商10億円企業を目指して日夜奮闘中

・医学博士
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・日本リウマチ学会専門医
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