整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

人工関節手術の手術部位感染(Surgical Site Infection; SSI)対策

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手術という医療行為において、完全に感染を防ぐことは不可能です。
したがって、感染リスクを低コストで最小限に抑えることが必要とされます。
特に、整形外科ではTHAやTKAなどの人工関節全置換術が行われるため、SSI対策が非常に重要です。


私達の施設では、数百例の人工関節手術をおこなってきましたが、幸いにも初回手術の感染例はありません。さまざまな対策を行っていますが、浜松医療センターの岩瀬先生が股関節学会で発表された方法も導入しています。


手術グローブのピンホールは、骨を操作する整形外科領域では頻回に発生します。
放置すると感染源となるのですが、なかなかグローブに穴があいていることに気付きません。


通常、人工関節手術は2重手袋で行う施設が多いと思います。
深層の手袋をカラーグローブ(グリーン等)・表層のグローブを通常のホワイトにすると、ピンホールが非常によく分かります。


カラーグローブは、通常のホワイトのグローブよりも100円程度割高です。
しかし、一度感染すると社会的な損失が巨大なので、この価格差にも妥協しています。



小児肘内障の整復術の動画

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先日、3歳の男の子が、母親に腕を引っ張られてから痛がって動かさないということで受診しました。典型的な小児肘内障の現病歴ですね。


痛がって泣きじゃくる子供の肘を触りながら、『どこが痛いのかな~』と橈骨頭を押さえて軽く屈曲・回内するとクリック触知で、ハイ整復!
いつもどおりの操作を2秒程度で完了しました。


いつもは5秒程度かかるのですが、今日は早かったです。
すると美人のママさんが、『わあ、魔法みたい!』と真剣に驚いてくれたので、こっちも得意満面でした。こんなのばかりだったら医者稼業も楽しいですね。


肘内障整復をマスターするには動画を見るのが一番ですが、実はあまり良いのがありません。
管理人のHPにリンクしている動画を紹介しておきます。


教育的な動画のためか、かなりオーバーアクションなのが残念です。
これだけゴリゴリされると、美人ママさんの『わあ、魔法みたい!』は出ないですね(笑)。





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TKAにおけるエキスパートの視点

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今日の午前は人工膝関節全置換術(TKA)でした。
一般的には、THAと比べて術者の技量の差による影響が少ない印象ですが、実は結構奥が深いと思います。たしかに経験年数が浅くてもそれなりには終了できますので、THAのようにどうしようもない状況に陥る可能性は低いです。


ただ、エキスパートの手術を見ていると、明らかに手術の際の視点が違います。
つまり、”鳥の目で術野全体を俯瞰できるかどうか”が、技量の差に直結します。


TKAではアライメントが非常に重要なので、少し離れたところから下肢全体のアライメントのチャックを何度も行います。普通の術者では、距離感でいうと50cmぐらいなのですが、エキスパートでは2mぐらい離れたところから全体のバランスを俯瞰するイメージです。また、しつこいぐらい靭帯バランスを確認します。


あまり成書には書かれていませんが、TKAでは20段階ぐらいのチェックポイントがあります。
それを一つ一つ着実にクリアしていくことで、確実なインプランテーションが可能となります。

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