整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

経済的自由(financial freedom)を目指して その4

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経済的自由(financial freedom)を目指して その3 のつづきです。


激安価格ではあったのですが、当時の私には現金で購入するほどの資力はありませんでした。したがって住宅ローンは必須だったのですが、工場なので融資を受けることができませんでした。何とかならないかと思い悩んでいた矢先に、ふと妙案を思いついたのです。


銀行の担当者に聞くと登記事項証明書(登記簿謄本)上、建物の”主”が工場なので住宅ローンは不可とのことでした。では、裏にある家屋を”主”に変更すれば融資可能か?と問いただしたところ、工場の面積が約2/3だったので不可とのことでした。


それでは、購入後に工場を解体して庭と駐車場にする念書を提出するのでどうか?と打診したところ、それなら融資可能との承諾を取り付けることができました。この結果を携えて売主さんを訪問して、決済前に登記簿謄本上の建物の主従を変更してもらえるようお願いすることで、めでたく売り工場を住宅ローンを用いて購入することができたのです。


決済後に約束どおり工場を解体して、7台分の駐車場を造りました。ここから入る賃料収入で、住宅ローンの約2/3を賄うことができました。教育環境・住環境・利便性の全てを満たす一等地に、ほぼタダに近い状態で住むことが可能になったのです。このことがきっかけで不動産投資に興味を持つようになりました。


次週の日曜日につづく

外来治療の可能な感染症

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日本医師会雑誌からの抜粋です。
外来治療の可能な感染症(第141巻。第5号 987-990)


感染症治療において持つべき大事な観点

1. 抗菌薬使用下では、問題は耐性菌への交代現象が起こるかどうかではなく、
   いつそれが起こるかである

2. 抗菌薬を不適切使用すると、たとえその患者を治せても、
   その患者の次回や次の患者を耐性菌によって治りにくくしうる。

3. 抗菌薬は限り有る資源で、使えば使うほど耐性菌が増える。



外来での注射抗菌薬による治療

1. 基本的に24時間ごとの投与でよい抗菌薬を使用することになる。

2. 24時間ごとの投与でよい注射抗菌薬はセフトリアキソン(ロセフィン)や
   レボフロキサシン(クラビット)であるが、
    セフトリアキノンは第3世代セフェム系であり、
   レボフロキサシンはレジオネラ肺炎などに限られる。

3. したがって実地臨床上は外来で注射抗菌薬による治療を行うことはほぼない。



最後の3番に関してですが、外科系の実地臨床においては、蜂窩織炎が高度のため内服抗菌薬では効果不十分だが、社会的に入院できない方が多いです。


おそらく著者が内科系の先生なのでしょうね。私達が一番判断に苦しみ、やむを得ずロセフィンを投与せざる得ない状況に対する答えを期待したのに、肩透かしにあって残念です。




       ★★★  管理人 お勧めの医学書  ★★★


 
 一般的で使用頻度の高い、鎮痛薬・睡眠剤・感冒薬・胃薬・止痢薬・去痰薬・便秘薬等の薬剤が、全13章にわたって系統立てて書かれています。それぞれの章の最初に、薬剤の分類図が記載されています。各系統間の薬剤の使い分けも平易な文章で書かれており実践的な書籍です。


                      

 症状と患者背景にあわせた頻用薬の使い分け―経験とエビデンスに基づく適切な処方





姉妹本に『類似薬の使い分け』があります。こちらは全15章からなり、降圧剤、抗不整脈薬、狭心症治療薬、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、消化性潰瘍治療薬、鎮咳薬、皮膚科疾患治療薬、抗菌薬などが1章ずつ割り当てられています。


                       


       類似薬の使い分け―症状に合った薬の選び方とその根拠がわかる



TKA: 大腿骨コンポーネント選択のポイント

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人工膝関節全置換術(TKA)の続きです。
大腿骨コンポーネント選択のポイントです。


大腿骨内顆は外顆に比べて大きいので、そのままでは屈曲時に下腿が外反してしまいます。この大腿骨内外顆の曲率半径の差を打ち消すため、大腿骨コンポーネントに外旋を3~5゜つけて設置する必要があるのです。尚、外旋を強くするほど屈曲時の内側の緊張が緩和されます。


大腿骨回旋アライメント決定に際しては、surgical epicondylar axis (SEA)= clinical epicondylar axis (CEA)- 3°ぐらいがよいとされています。clinical epicondylar axis (CEA)は、術中に大腿骨顆部の内外上顆を結ぶ線を皮膚ペンでマーキングすることで確認できます。


PS タイプでは、できるだけ大きなインプラントを選択することが推奨されています。PCLを切離すると屈曲ギャップが大きくなるのでそれをインプラントの大きさでカバーするためです。
逆に、CR タイプでは小さめのインプラントを選択します。

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