整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

TKAの靭帯バランス

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昨日の午後は、人工膝関節全置換術(TKA)でした。
関節リウマチなのですが膝関節の拘縮が著明で、術前の可動域が70-20-0度でした。


大腿骨のdistal cutをした段階で、おおよその靭帯バランスのチェックをしたところ伸展がかなりタイトでした。このような場合、まず大腿骨遠位骨切面に、最も薄いスペーサーブロック(ZIMMER NEXGENの場合は10mm)を当てて下肢を牽引します。


この状態でスペーサーブロックの反対側の面を脛骨にマーキングすることで、脛骨骨切りのおおよその部位を判断できます。この段階で術前の作図とかなり骨切り量が異なる場合は要注意です。術中のスペーサーブロックでの計測位置の方が正確な場合が多いので、大腿骨もしくは脛骨の切足しが必要となりがちなのです。


更に骨切りが進んでトライアルの段階になると、いよいよテンサーの登場です。PSタイプのTKAの場合、PCLが屈曲時の安定に寄与するため、伸展ギャップより屈曲ギャップの方が大きくなります。つまり、屈曲ギャップ=伸展ギャップ+4mm程度が理想的となるのです。機種によっては+6mmまで許容される場合もあります



このようにTKAは、骨の手術ではなく軟部組織の手術なのです。

橈骨神経麻痺の治療

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今日の午前は外来でした。
久しぶりに橈骨神経麻痺の方がきました。


発症機転は典型的で、昼寝後から突然左手関節と手指の伸展が不能になったとのことでした。研修医のときに同様な方をはじめて診察したときに、これが” honeymoon palsy ”か、と一人で得心したことを覚えています。


治療は、メチコバール・ユベラN投与および低周波治療となります。利き手の場合は手関節を固定する場合もありますが、非利き手の場合は必須ではないと思います。


鑑別診断として重要なものは脳梗塞などの脳神経系の疾患だと思います。monoplesiaの脳梗塞も存在すると、先輩の神経内科医に言われて以来、ビビッて診療するようになりました(笑)。


回復に3ヶ月程度かかるので、患者さんの不安を取り除くのも重要な治療の一環かと思います。




膝関節の内側半月損傷

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今日の午前は外来でした。
膝関節の内側半月損傷の方の手術を決定したのですが、例のごとく損傷部位が後節でした。


前節や中節なら鏡視下手術もやりやすいのですが、後節は見にくいのであまり気がすすみません。半月切除を終えた時点で、大腿骨関節軟骨が少しはがれたりしていると嫌な気分になります。


基本的には外反ストレスを掛けて曲がりの鉗子で切除していますが、軟骨損傷をゼロにすることはなかなか難しいと感じています。


一時期、アースロケア等で凝固切除していましたが、見た目の軟骨損傷よりも熱による軟骨変性が気になって今では行っていません。


ポータルの部位を考える等の、もうひとひねりの工夫が必要なんでしょうか?


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