レミケードのインフュージョンリアクション(infusion reaction) その1 のつづきです。
事前にインフュージョンリアクション発生を正確に予測することは不可能です。しかし、関節リウマチに対するTNF阻害療法施行ガイドライン(2010年改訂版)では、本邦における市販後調査において、治験でインフリキシマブを使用し2年間以上の中断の後に再投与を行なった症例で重篤なInfusion reactionの頻度が有意に高かった(17.3%)ため、長期間の中断や休薬の後の再投与は可能な限り回避するか、厳重な準備とともに行なうべきである、とあります。
また、レミケードの全例使用成績調査では、インフュージョンリアクション発生症例での前回投与時に、血圧低下や傾眠傾向等の軽度~中等度の投与時反応があったことが報告されています。
重篤な投与時反応(≒インフュージョンリアクション)の発症時期は、下記のごとくです。
1回目 0.03%
2回目 0.12%
3回目 0.18%
4回目 0.11%
5回目 0.12%
6回目 0.0%
特筆するべきは通常のアナフィラキシー反応と違い、初回投与時にも発生しうることです。
レミケードのインフュージョンリアクション(infusion reaction) その3 につづく









