今日の午前は関節リウマチのTKAでした。
大腿骨側も髄外ガイドを使用しています。
大腿骨側の髄外ガイドは3方向で軸を合わせる必要があるので難易度が高いです。
術野から少し離れたところから全体のアライメントを確認するのがコツでしょうか。
あと、麻酔がかかった時点でイメージを用いて、大腿骨頭中心および下腿遠位の軸をマーキングするとアライメント確認の際に役立ちます。
明日は脛腓骨開放骨折(Gustilo type 2)で創外固定を他院にて施行された症例の手術がはいっています。開放骨折後に創外固定を施行された症例で、抜釘と同時に二期的手術を施行するか、抜釘後にシャンツピンの穴がふさがるまで待機するかの判断をいつも迷います。
ピンサイトからの浸出液が無ければ抜釘と同時に内固定をしていますが、いつも感染しないかビクビクしています。どちらを選択した方が良いかというエビデンスはあるんでしょうか?
今日の午前は腰椎椎弓形成術(MILD)でした。
以前は、上位椎の棘突起の下半分をサージアトームで掘削していました。
最近、私の脊椎外科の師匠は上位椎の棘突起の下半分をTPSソーで縦割するそうです。
確かにこれだと数分程度ではありますが、手術時間は短縮されます。
何事も細かい工夫の積み重ねが大事なんでしょうね。
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