整形外科医のブログ

投資の成功によって30歳代で経済的自由を達成しました。 医師起業家として年商10億円企業を目指して日々奮闘中

アフターコロナを見据えた固定費削除は病院経営として正しい?

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コロナ禍は医療機関にとって干天の慈雨?


コロナ禍で医療機関が焼け太っている話題です。当初、コロナ禍は医療機関に大打撃を加えました。しかし、その後に急回復しています。その理由は病院とクリニックで異なります。


  • 病院:補助金
  • クリニック:新型コロナウイルス感染症のワクチン接種


特に、新型コロナウイルス感染症患者の専用病棟を持つ重点医療機関では、1病院あたり約10億円にもおよぶ補助金が投下されました。


そのおかげでコロナ禍前まで赤字に喘いでいた大規模公的基幹病院が息を吹き返しました。大赤字を計上していた市立病院や日赤が軒並み黒字を確保したのです。


患者数の減少を補って余りある収入です。病院では患者数が減ったのに医業収入が増えています。中で働いている人にとって、業務が減少したのに黒字確保は夢のような話ですね。



大病院と中小医療機関では経営方針は真逆


一般的な医療機関に対する認識は前述のごとくでしょう。表面的にはコロナ禍は医療機関への追い風でした。しかし、まともな経営者であれば強烈な危機感を抱いているはずです。


何故なら補助金がいつ何時終了するか分からないからです。今回の新型コロナウイルス感染症の補助金は、政治的パフォーマンスおよび政策誘導的な意味合いが強いです。


しかし、新型コロナウイルス感染症の弱毒化と相まって、急速にその目的を達成しました。すでに充分な新型コロナウイルス感染症対策が完成しています。


こうなると、医療機関経営者の関心は、いつ補助金が終了するのかに移行します。現時点でウハウハだからといって、浮かれるわけにはいかないのです。


しかし、ここで大規模公的基幹病院と市中の中小病院とでは真逆の反応になりました。大規模公的基幹病院では、ここぞとばかりに「箱物」の整備に余念ありません。


単年度で利益を計上しても経営に関係無いので仕方無いかもしれません。しかし補助金を控除すると信じ難いほど経営が悪化しているのに、箱物を買い漁る姿に嫌悪感さえ抱きます。


一方、
市中の中小病院は生き残りに必死なので、大規模公的基幹病院のように箱物を買い漁るなどありません。現実を見据えて粛々と対策を打っています。


例えば、私の勤めている病院。血も涙もないレベルの事務方のリストラを断行して、正職員を派遣社員に置き換えていきました。当初は気でも触れたのかと思ったものです。


コロナ禍では補助金のおかげで潤ったはずと思っていました。しかしあくまでもこの状態は一過性。アフターコロナを冷徹に見据えた生き残りを賭けた決断だったようです。


もちろん経営陣に対する職員の評判は、芳しくないとか言うレベルではありません。しかしこれほど恨みを買ってまで固定費削減に血道をあげる姿はある意味立派だと思いました。


冷静な現状分析とエキセントリックな組織改編。経営センスは悪くないと思いました。
私ではここまで苛烈なことはできないなぁ...。






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3Dプリンタを医療に利用

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3Dプリンタがリハビリテーション医学で紹介された


これはリハビリテーション医学の2022年4月号(vol.59)に興味深い記事がありました。個別性に応じた支援機器を提供するための 3Dプリンティング技術の活用 です。


3Dプリンタという言葉は市民権を得ていますが、実際に目にする機会はあまり無いのではないでしょうか。少なくとも私は身の回りで見たことありません。


「3Dプリンタで立体模型が作れるんだろうなぁ程度のざっくりした認識しかありませんでした。今回のリハビリテーション医学では3Dプリンティング技術を詳述しています。



3Dプリンタの実際


3Dプリンタとは、材料を1層ずつ積み上げて造形する「積層造形」を行う装置です。精度は0.5mmから0.01mmまで幅があります。

つまり、厚みが0.5~0.01mmの層を下から積み上げていきます。地図帳の等高線がイメージにぴったりだと思います。


積層造形では、造形された下の層に次の断面層を積み重ねます。このため、下の層が無い空中には造形することができません。


空中に造形するには「サポート」と呼ばれる柱のような支持台が必要です。このように、いきなり 3D構造物が出来上がってくるわけではなく、少しずつ下層から造形していきます。



リハビリテーション分野への応用


3Dプリンタでは成形型が不要です。このため、1点物のモデルを作成できます。カスタムメイド可能な特徴は、テーラーメード医療との相性抜群です。


特に補装具や福祉用具の製造に絶大な効力が見込まれます。リハビリテーション医学では、スプーンの持ち柄作成や、手関節伸展サポータが例示されていました。


これ以外にも、データを共有して多施設で活用できるプラットフォーム機能も実装しているそうです。こうなると単なる製造技術の枠を超えています。3Dプリンタに期待ですね!






管理人お勧めの医学書
  


オーストラリア理学療法協会のスポーツ理学療法士による実践的な教科書です。
治療的テーピングの概要を学ぶことができます。



 






ロボット支援手術は整形外科でもブレイクするのか?

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ロボット支援下THAはこんな感じ


ロボット支援手術が日本でも普及し始めています。従来のナビゲーション機能に加えて、コンピュータ制御機器によって手術の一部分を施行します。


私は、米国で Makoシステムを触らせてもらったことがあります。わざと違う方向にリーミングしようとしても、ロボットによって強制的に寛骨臼の中心に引き戻されました(笑)。


これなら経験の浅い股関節外科医であっても、レジストレーションや術前計画に誤りが無いかぎりは、インプラントを至適位置に設置できそうです。


コロナ禍前は、日整会の展示場でもロボット支援手術のデモが行われていました。今年はリアル開催されるので、展示場で触る機会があるかもしれませんね。



ロボット支援手術のデメリット


ロボット支援手術は手術の正確さが担保されます。このため、正確なインプラント設置位置と設置角度を通じて、患者さんに対する恩恵が大きいです。


しかし良いことばかりではありません。ロボット支援手術は、下記のようなデメリットも存在します。

  1. 導入コストが高額
  2. メンテナンス費用も高額
  3. 手術時間が長くなる
  4. 習熟するのに症例数が必要


ほとんどの施設は①をクリアできないため、ロボット支援手術導入は困難でしょう。またダビンチもそうですが、メンテナンス費用が高額なので経済的合理性との両立が難しいです。


また、手術時間が長くなることは感染などの周術期合併症の原因となります。ロボット支援手術可能な施設は限られるため、技術を体得しても汎用性に乏しいのが残念ですね。



まとめ


現時点でのロボット支援手術は、経済的合理性まで含めるとまだまだ実用化されているとは言い難いと思います。ポイントは更なる低コスト化でしょう。


医学の発展にある程度のお金がかかることは致し方ありません。しかし、国民の生活あっての医療です。現在の日本の状況では、ロボット支援手術の普及はまだ難しそうな印象です。






管理人 お勧めの医学書

 
初学者がTHAの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です





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