先日、出張先の病院で見た症例なのですが、鎖骨遠位端骨折に対してロッキングプレートによる固定を施行したところ、術後1週で遠位骨片のロッキングスクリューが脱転して再転位していました。
鎖骨遠位骨片自体の粉砕は無く骨質も悪くはなかったそうですが、4-5本のスクリューごと脱転したようです。私はクラビクルフックプレートしか使用経験がないので今まで比較できなかったのですが、ロッキングプレートといえども固定力不足のようです。
やはり鎖骨遠位端骨折に関しては、フックの有無が重要なポイントのようです。私の個人的な意見なのですが、小骨用のロッキングスクリューの固定性はあまり信用していません。
具体的に言うと、上腕骨顆部、腓骨遠位端、鎖骨遠位端にはロッキングプレート&スクリューはできるだけ使用しないようにしています。上腕骨顆部に関しては選択の余地が無いので仕方なく使用しますが、鋼線締結法を併用することも多いです。
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4-6週で骨癒合はしませんが、ROMがfullになってくるので手術よりむしろADL低下や拘縮リスクが低いので良い印象があります。。
もし問題がでるようでしたらまた報告します。