戦略的に確定申告していますか? のつづきです
もちろん税制は税理士という専門職があるくらい奥が深い分野なので、
全てをマスターすることは当然不可能です。
しかし、簡単に税制の考え方を理解するポイントがあります。
それは、”確定申告書Bを目に焼き付けること”です。
下図の矢印のような流れで税額が決定します。
特に左下の控除欄が税額を左右する大事な項目です。
どのような控除があるのか押さえましょう。
生命保険や医療控除もありますが意外とショボいです。
目のつけどころは、扶養控除関係です。
自分の両親を扶養に加えることも検討してみましょう。
また、少しハードルは高いですが小規模企業共済もお勧めです。
年間最大84万円控除できることは魅力です(※)。
※ 小規模企業共済を利用するには会社役員であること等の条件があるので、勤務医の場合は不動産賃貸経営を行う等の個人事業主になる、もしくは法人の立ち上げが必要です。
資産形成のツボ: 損益通算 につづく