今日の午前は外来でした。
80歳代の女性が手関節の腫脹を主訴に入院希望で来院されました。


アルツハイマー型認知症を併発しており、次週から一緒に暮らしている息子さんが1週間ほど出張で居なくなるための入院希望でした。


手関節自体は偽痛風性関節炎なので、保存的に経過観察のみで事足りそうです。しかし、認知症のある高齢者が1週間も独りでは暮らせそうにありません。


社会的な理由なので、原則的には介護保険を使ってショートステイで対応するべき事例だと思います。しかし、実際にはショートステイも空きが無いため、次週からいきなり入所できる施設はほとんど無いのが現状です。


高齢者は社会的に孤立してる方が多いため、一般病院で勤務しているとこのような事例に遭遇することが多いです。私達整形外科医は手術して売り上げを立ててナンボの世界なので、時間的にもこのような方に対応することは難しいです・・・。


しかし、このようなことは10年後には自分の身にも降りかかってくる問題かもしれないので、一度制度の概略や実際的な対応方法は勉強しておく必要があると思いました。