今日の午前は外来でした。
70歳台前半の方が高尿酸血症で定期的に通院されています。


病状が安定しているので受診回数を減らすためにできるだけ長期処方を心掛けていますが、デメリットとして1回あたりの支払が多くなる問題点があります。


通常はこのようなことを考えながら患者さんと相談して受診頻度を決定しています。ところが本日の方は医療費支払など全く意に介していませんでした。


「ワシの健康保険は自己負担ゼロやからな、ガハハハ!」といった調子なのです。70歳台前半で自己負担ゼロ?と疑問に思ったので、どんな健康保険に加入しているのかお伺いしました。


この方の健康保険は、某県の建築国保でした。この健康保険は70歳以上が1割負担なのですが「医療費援助制度」があり、自己負担が5000円を越えた場合には9割が前払いされるそうです。


つまり、実質的に1ヵ月の自己負担の上限が500円程度という破格の好条件なのです!その健康保険組合の構成員は若年者が多いため、毎年黒字であることが大盤振舞の理由だそうです。


高度経済成長期に日本全国で見られた牧歌的状況が未だに続いている健康保険組合のようで、非常にうらやましく思いました。やはり構成員が若いと組織が健全になりますね。



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