昨日の午後は、院内で毎月行っている”人工関節会議”でした。
院内の人工関節に関係する全ての部署の担当者が一同に会します。
この場で人工関節に関係するさまざまな議案が処理されていきます。昨日の話題の中で、人工関節術後の履物をどうするかがありました。
院内の患者さんはスリッパを適当に履いている印象でしたが、リハビリテーション科担当者と協議の結果、①リハビリテーション用の靴 ②室内用スリッパ を準備してもらうようにしました。
ここまでは普通の話ですが、①のリハビリテーション用の靴に関して、初めて聞いたことがあったのでご紹介します。THAやTKA術後の患者さんは足元まで手が届かないケースが多いです。
このような患者さんは、容易に履くことができる靴を選択せざるを得ません。この条件を満たす靴には、① ストラップ式の靴 ② いわゆる”体育館シューズ” があります。
私的にはどちらでも問題無いと考えていましたが、リハビリテーション科の担当者は、理学療法士の視点から”体育館シューズ”は論外とのことでした。

その理由は、”体育館シューズ”は、かかと(ヒール)が無いベタ靴だそうです。現代人はかかとの有る靴に慣れているため、このようなベタ靴を履くと歩容が著しく悪くなります。
”体育館シューズ”を履いてリハビリテーションを行うぐらいなら、素足で行う方がまだましだそうです。普段何気無く思っている靴でも、それほどの違いがあることに感心した出来事でした。
初学者がTKAの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です
人工膝関節置換術[TKA]のすべて-安全・確実な手術のために








