私が現在勤務している病院は、職場の環境は非常に良く、スタッフにも恵まれています。しかし、約6年間お世話になっているので、そろそろ医局人事で異動になる可能性が高くなってきました。


現在勤務している病院は、①通勤距離 ②待遇 ③やりがい の全ての項目で最高点を保っていますが、新しい職場に異動すると①②の魅力が大幅に低下する可能性があります。


私は「仕事はツールに過ぎず、人生そのものではない」と考えています。もちろん、職業に貴賤は無いとは言いつつも、医師は誇りを持てる職業だと思います。


しかし、意にそぐわない環境で働くことは、自分の人生を毀損することにもなります。したがって異動になった場合には、「医局人事から外れる」という選択枝を採る可能性が高いです。


一般的に「 医局人事から外れる = 自分で他の病院に転職する 」もしくは「 医局人事から外れる = 開業 」ですが、私の場合「 医局人事から外れる = リタイア 」という等式が成り立ちます。


今まではやりがいを感じながら日々を過ごしていたので、経済的にはいつでもリタイアできる状態ではあったものの、真剣にリタイアについて考えたことが無かったです。


しかし、異動を本気で意識するようになって、リタイアについて真剣に考えるきっかけを得ました。40歳台前半でリタイアすることは、一般的には”アーリーリタイア”と言ってよいと思います。


勤務医・開業医に関わらず医師がアーリーリタイアするケースはほとんど無いと思います。私の周囲にもそのような方は皆無なので、参考事例が全くありません。


そこで、自分なりに医師がアーリーリタイアする上での問題点を考察してみました。
ざっと思いついた問題点は、下記のごとくです。

・ 経済的な問題
・ 自分は医師であるというアイデンティティの喪失
・ 医師としての能力の喪失


一方、現在の私が自分の立場で感じている問題点は下記のごとくです。

・ 社会・経済的な危機に起因するチャンスの窓が開いたときの投資能力の減弱
・ 自分は医師であるというアイデンティティの喪失
・ 医師としての能力の喪失


そもそも私が資産形成を志したときに、開業せずに勤務医のままだった理由のひとつは、アーリーリタイアの可能性を残したかったからです。開業したらリタイアし難いですからね。


「社会・経済的な危機に起因するチャンスの窓が開いたときの投資能力の減弱」とは、勤務医時代と同程度の資金調達能力(銀行融資を受ける能力)を維持できるかという点です。


資産背景やどれだけのCFを生み出す仕組みを構築してリタイアするかによりますが、銀行の定性評価で「勤務医」や「開業医」は最高ランクなので、マイナス方向の影響は必定です。


「自分は医師であるというアイデンティティの喪失」や「医師としての能力の喪失」は、週1回程度でも非常勤業務を行うことで、ある程度カバーすることが可能かもしれません。


” アーリーリタイア ” 
なかなか魅力的な響きです。。。




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