整形外科外来をしていると、腰痛の治療を行うことが非常に多いです。整形外科医的な疼痛治療の柱は薬物療法ですが、最近になって患者教育も重要ではないかと思うようになりました。
特に、画像診断などで腰痛の原因が特定できない非特異的腰痛ではその傾向が顕著な気がします。非特異的腰痛は腰痛疾患の85%を占めると言われています。
腰痛患者さんには安静が一番と思っている方が多いですが、非特異的腰痛では過度に安静にしているよりも、痛みに応じて普段通りの生活を行う方が治癒率が高いです。
このことから、私は非特異性腰痛の患者さんには下記のようなことを言うようにしています。
① 安静にする期間はできるだけ短い方が良い
② できる範囲で、普段通りの生活を送る方が良い
③ 痛みに応じて消炎鎮痛剤を服用してください
治療のゴールは、痛みをコントロールして普段の生活に戻ることです。無理に痛みをこらえるのではなく、消炎鎮痛剤を使用してできる範囲で普段の生活を送る方が治療成績が良いです。
ただし、治療開始後4~6週間経過しても疼痛が改善しないようなら、MRIなども検討するべきだと思います。ときどきですが、転移性脊椎腫瘍などが痛みの原因であることがありますから・・・
★★★ 管理人 お勧めの医学書 ★★★
自治医科大学准教授の星地先生の経験・知識を余すところなく収めたサブテキストです。定番と言われている教科書に記載されている内容は素直に信じてしまいがちですが、実臨床との”ズレ”を感じることがときどきあります。このような臨床家として感じる、「一体何が重要なのか」「何がわかっていないのか」「ツボは何なのか」を自らの経験に基づいて完結に述べられています。
Critical thinking脊椎外科
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
管理人によるケアネット連載コラム
管理人による m3.com 連載コラム
管理人による幻冬舎ゴールドオンライン連載
人気記事
管理人も参加しているオンラインサロン
勤務医のための資産形成マニュアル
カテゴリ別アーカイブ
QRコード
お気に入りリンク集
記事検索
免責事項
免責事項に関して明示することで、当ブログの利用者は以下の事項に同意した上で利用しているものと考えます。 ここに書かれる意見には管理者のバイアスがかかっています。
利用者が当ブログに掲載されている情報を利用した際に生じた損害等について、当ブログの管理者は一切の責任を負いません。 また、当ブログの情報は、あくまでも目安としてご利用いただくものであり、医療行為は自己責任で行ってください。 また、当ブログは医療関係者を対象にしています。それ以外の方が、当ブログの情報から自己判断することは極めて危険な行為です。 必ず医療機関を受診して専門医の診察を受けてください。
当ブログの内容は、予告なしに内容を変更する場合があります。








