先日、高齢者の上腕骨顆部粉砕骨折に対して骨折観血的手術を施行しました。
体位は側臥位で、dual plateを使用して骨接合しました。
上腕骨顆部骨折や上腕骨通顆骨折の手術では、専用のバーを用いて骨折部を牽引する施設が多いと思います。しかし、日本人の体型に合ったバーは少ないのが現状です。
先日の手術では上図のようなバーを用いて上肢を牽引しました。少し分かりにくいですが、2つの側臥位台の間に塩化ビニール製の給水管を橋渡ししています。
この塩化ビニール管製の牽引台によって ①どんな体型にでも合わせられる ②充分な牽引を加えることができる ③塩化ビニールなので透視下でも邪魔にならない という利点があります。
もし、勤務先の病院に適当な上腕骨遠位端骨折用の牽引バーが無いようなら、ホームセンターに塩化ビニール管を買い行く手間はありますが一度試されても良いかもしれません。
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