石灰沈着性腱炎は全身のいたるところに発症します。
石灰沈着性腱炎は、腱周囲から滑液包内に穿破した石灰成分に対する炎症反応です。


肩関節の石灰沈着性腱炎や膝関節や手関節の偽痛風はメジャーなのですが、その他の部位にも発症するので自験例をまとめてみました。



     石灰沈着性頚長筋腱炎

     石灰沈着性中殿筋腱炎
 
     石灰沈着性大転子滑液包炎

     石灰沈着性尺側手根屈筋腱炎(上腕骨内上顆)

     石灰沈着性尺側手根屈筋腱炎(手関節豆状骨)

     石灰沈着性長母趾伸筋腱炎

     手根管内の石灰沈着性腱炎

     石灰沈着性アキレス腱炎
    

この3年だけでも、いろいろな部位の石灰沈着性腱炎に遭遇したものです。あまり話題に上りませんが、きっと他の整形外科の先生方も経験されているのでしょうね。




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初学者が関節リウマチの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です