昨日は、夕方から某投資家の方と待ち合わせをしました。
10月にこの方が主催するセミナーで金融資産投資の講師を依頼されています。


今回のセミナーはクローズの会なので一般募集は行いません。この方には以前から非常にたくさんのことを勉強させていただいているので、恩返しのつもりで講演を引き受けました。


さて、打合せが終了してお互いの近況について雑談しました。年齢がほぼ同じなので似たような境遇のハズなのですが、ちょっと感じが違う印象を受けました。


この日はやや難しい人工関節の症例を無事終了させて、リラックスモードでした。私的にはなかなか充実感があったのですが、この方の近況を御伺いしていると「アレ?」と感じたのです。


この方は自分が人材のハブになることで、多くの人脈や投資案件を引き寄せています。いわゆる不動産投資家や金融資産投資家といった枠組みを超越した次元に立っているのです。


基本的には自分が居なくても回っていくシステムを構築しているので、来月はシンガポール・再来月はベトナム・年末はバリといったように 「今を楽しむ」 ことに専念しているそうです。


この歳になると時間の貴重さをイヤというほど実感します。たしかに日々の医師としての仕事はやりがいがあって楽しいのですが、どうしても時間の縛りから逃れることができません。


「○○さんは、まだお医者さんを辞めないんですか?」 と聞かれると、確かにそろそろリタイアした方がいいのかもしれないなと思ってしまいました(笑)。


しかし、一度辞めると20年近くかけて積み上げてきた医師としての技術や経験が霧消してしまいます。この点では、医師のような職人気質の職種は少し不利ですね。


難しい症例をこなした後で全く違う生き方をしている同年代の人に会うと、自分の生き方は本当にこれで良いのか? と思わず考え込んでしまった一日でした。



★★  医師のための資産形成講義  ★★


第88回日本整形外科学会学術総会期間中の2015年5月23日に開催した、本ブログ管理人による 「医師のための資産形成セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。


2015神戸セミナー



本セミナーは経済的自由獲得を目指す医師向けに開催しました。 資産形成マニュアル は、医師に最適化した資産形成手法だと自負していますが、文書だけでは伝わらないことも多いです。


講義内では、資産形成マニュアルにおいて文面だけでは伝えきれなかった資産形成のコツや、寝ていても定期収入をもたらしてくれる 「資産の自動運転化」 を中心に説明しています。