最近、足底腱膜炎の患者さんを診察する機会が多いです。
私はテーピングを多用しますが、やはりそれだけでは軽快しない方がいます。


そのようなケースでは足底板を作成せざるを得ないのですが、問題点はやはりコストです。3割負担の患者さんでは結構な金額の費用負担となります。


そして、足底板を作成したのはいいけれども効果が全くなければ目も当てられません。私ならクリニックや病院に対する信頼感を無くしてしまうと思います。


そこで、私は成功している開業医の友人を見習って、足底板を作成するかどうかを決めるときにはあらかじめガーゼを丸めて靴底に入れて、効果がある場合のみ作成するようにしています。


足底板などの装具採型に対する点数は病院の収益になります。しかし
利益の大半は、装具を作成した装具業者さんのモノとなります。


医療機関と患者さんがリスクを背負って装具業者さんを儲けさせてあげる理由はありません。
装具は高価なので確実に効果を見込めるときのみ処方する方が医療経済的にも望ましいです。


このような考え方から、足底板作成の是非を判断するために1週間ほどガーゼを丸めて靴底に入れて歩行してもらい、効果がある場合のみ足底板作成を依頼するようにしています。


医療機関の収益には目を配りながらも患者さんに無駄な出費をさせないことが、患者さんとの信頼関係の熟成に寄与すると思います。


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