先日、人工膝関節全置換術(TKA)の手術がありました。
今回は同僚の手術でしたが、現在の病院では初めての執刀でした。


大学同門の医師ではあるものの、施設が違うと流儀が異なることが多いです。今回はポジショナーが興味深かったのでご報告します。


私は骨切面に負荷が掛かるのが嫌なので三角枕を使用していますが、一般的にはポジショナーとしてアルバラードを使用する医師が多いと思います。


一方、今回は側臥位支持器を患側殿部に設置して下肢が外転することを防ぎながら、膝関節を屈曲80度にした際の踵部に砂嚢を置くことで、下肢の自重だけで膝関節を固定できます。


これは、Mayo clinicで行われている手法だそうです。砂嚢を置く位置にやや工夫が要りますが、安価で初期投資がほぼ不要のため、優れた方法だと思いました。


このように大学同門の医師であっても、働いてきた施設が異なると勉強になることが多々あります。やはり、医学においても多様性が重要なのでしょうね。




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初学者がTKAの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です