今回のハワイ出張も終盤に近づいています。
「ハワイに行く」というとバカンスをイメージしますが、私はひたすら働いています(苦笑)。


実は4月2日にゲストハウスの最初のお客様がいらっしゃったのですが、なんとオーナーはハワイ出張で不在というありさまです。仲間を信じるしかない状況でした。


何とか無事に最初のお客様を受け入れることができたようでホッとしています。いやはや、こんな危ない橋は渡るものではありません。しかし考えようによっては自動運転化への第一歩です。


さて、今回は当たり障りの無い内容として、ハワイでの銀行口座開設についてご紹介します。2000年代初頭に海外銀行口座を開くことは非常にハードルが高いことでした。


このため数十万円の手数料を取る業者さんが跋扈していましたが、現在のハワイでは旅行者でもパスポートさえあればフラッと立ち寄って銀行口座を開設することができます。


ただ、2000年代初頭は海外でしか購入できない有利な金融商品があったので、苦労をして銀行口座を開く価値はありましたが、今では国内でも十分に購入可能なのでメリットに乏しいです。


では、なぜ今更ながら海外銀行口座を開くのか? それは日本の地政学的リスクを多少なりとも回避するためです。現時点で日本の安全保障上の最大の脅威は、お隣の中国です。


個人的にはAirbnbやゲストハウスで多くの旅行者を受け入れており、また過去に所有した賃貸マンションでは中国留学生が入居していました。彼らは非常にいい感じの方が多くて好印象です。


しかし、国家としての中国は、その膨大な人口の圧力が常に周辺諸国の脅威となっています。そして本格的な危機が発生した場合、華僑圏の香港やシンガポールはアテになりません。


最悪のケースを考えた際、中国の脅威を回避できるのは世界最強の軍事国家である米国以外は考えにくいです。米国に銀行口座を持っていると、有事に(金融)資産を移すことが可能です。


かなり妄想じみていますが、このような考えから米国の銀行口座を開設したのです。ただし、あくまで万が一のための保険なので、預入金額はたったの400ドルです(笑)


今回最も驚いたのは、米国の銀行ではインターネットでの送金ができないことでした。米国と言えば、2000年代初頭にインターネットバンキング革命が始まった震源地です。


米国から欧州オフショアを経て全世界にインターネットバンキングが普及しましたが、そのインターネットバンキングの聖地(?)でインターネット送金ができないとは・・・


まぁ、特に使用する予定の無い銀行口座なので、どうでもよい話ではあります。もし、米国に旅行に行く際には、時間があれば海外銀行口座の開設を検討してもよいかもしれませんね。




★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。