先日、日経ビジネスを読んでいたところ、クリンタルというウェブサービスの記事がありました。東京大学医学部出身の杉田玲夢氏が立ち上げた“名医を検索する”ウェブサービスだそうです。


杉田氏がクリンタルを立ち上げた最大の理由は、不動産や飲食店には分かりやすい口コミサイトがあるのに、医師を探すときに参考にできるサービスが無かったからだそうです。


ただし、医療は情報の非対称性があるため、患者の口コミなどの単純な方法では選べません。疾患や治療法ごとに、その分野に秀でていると医師が判断した医師が掲載されています。


なかなか興味深い着目点だと思いました。医師という経歴と人脈の強みを発揮できるスタートアップの匂いがプンプンします(笑)。そこで、実際にクリンタルを試してみることにしました。


まず、私が最も良く分かるTHAの検索結果を拝見しました。結果は14名の医師が表示されました(2016.6.2現在)。掲載されている医師がTHAの名医であることに異論はありません。


しかし大学に偏り過ぎているため、一般の方がアクセスするのは難しいと思われる医師が多い印象です。また年配の医師が多く、新進気鋭な40歳台以下の世代が少ないのが残念です。
 


まだ、クリンタルはスタートアップしたばかりのベータ版なので仕方無いと思いますが、現時点ではいわゆる「名医本」と大差無い印象です。


ただし、現時点の結果をもって、クリンタルが大したことないサービスだと断じるのは間違いだと思います。そのビジネスモデルと杉田氏の掲げる理念は大いに共感できるところです。


事実、2016年3月に伊藤忠テクノロジーベンチャーズから資金調達を受けたそうで、スタートアップとしての評価は悪くないと思います。


医師が医療業界だけに留まらず、外の世界に打って出るのは良い傾向だと思います。杉田氏は医師を辞めてのガチンコ勝負ですが、医師とのハイブリッド起業も面白いかもしれません。





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