先週は、米国大統領にドナルド・トランプ氏が選出されるという大ニュースがありました。
私は日本の行く末を憂えたのですが、周囲には投資の観点で憂えた人が多かったです(笑)。


世の中には、意外と投資している人って多いんですね。私は職場で金融資産投資の話はほとんどしないにも関わらず、「先生大変なんじゃない?」と茶々を入れてくる人まで居ます。


どうも、私は株式投資をしている人と見なされているようです。おかしいなぁ、自分が投資家であることは、一応隠しているつもりなのですが・・・


実際のところ、今回の騒動は私の金融資産投資に全く影響ありませんでした。相変わらず全ての金融資産をホールドしています。小泉元首相風に言うと「株価に一喜一憂せず」です(笑)。


私は超長期逆張り投資家なので、日経225が1日で1000円暴落したとしても投資ルールに合致しなければ何のアクションもおこしません。


更に言うと、日経225が1000円暴落しても含み益ベースでみると、さざ波程度の変動でしかありません。何故なら極端な集中投資を10~30年来安値の時期にのみ敢行しているからです。


ざっくりした金融資産投資の損益分岐点は、日経225では8000円、米国ドルでは80円ぐらいです。今回程度の株価暴落や円高は、含み益ベースでは僅かな変動でしかないのです。


逆にリスクオフになると、金(ゴールド)現物・産金株・日本円の価値が上がるので、ドルベースでみた時価総額が上昇するポートフォリオです。別に狙っているワケではないのですが・・・


そもそも、今回のトランプ騒動が金融市場に与える影響は、私の予想とは全く真逆でした。市場の雰囲気はリスクオフではなくリスクオンのようです。


財政拡大路線のため、米国債の金利が急上昇しています。そのあおりでドル高円安が進行し、金利上昇の影響を受けやすい欧州銀行株は急騰しています。逆に
産金株は暴落です。


相場を予想することは本当に難しいと感じました。まぁ、私の金融資産投資手法では相場を予想する必要はなく、下落相場で淡々と機械的に買い下がっていくだけですが・・・




Brexitおよび今回のトランプ騒動では肩透かしを食らいましたが、一般的にはリーマンショック級の大暴落や不況の到来は、資産形成の種を蒔く絶好のチャンスです。


特に準公務員である医療関係者にはとても有利です。このため、私は次の大規模なショック到来まで、医師を現役で続けるつもりでいます。


次のショック到来を、私の人生の中での「最後の闘い」にしようと考えています。その最後の闘いに備えて、できるだけ武器を温存しているのです。リタイアは、最後の闘いの後にしよう。。。


現役医師の肩書は、「最後の闘い」での大きな武器のひとつになると思います。このような観点で働いている医師は極めて少数派でしょうが、結構な確率で有効だと予想しています。




さて、ここまで今回の騒動は金融資産投資という観点では全く影響が無かったことをお伝えしました。しかし、実は今回の騒動で、結構な影響(というか不利益)を被ってしまいました。


それは、出版に関することです。実は原稿の中で、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)について記載していました。しかしトランプ氏が大統領になると、TPPは白紙撤回されそうです。


このため、急遽TPPの部分を削除して加筆訂正するハメになりました。私にとって、トランプ氏が米国大統領に選出されたことで最もショックだったのは、原稿の修正業務だったのです(笑)。


校正刷りの段階なので、出版会社様に迷惑をかけました。今回の反省点は、著書の中にあまり時事ネタを入れないことです。次があるのかは分からないですが、これからは注意しよう。。。







★★  医師のための金融資産形成術  ★★


資産家および医師を対象として、2015年10月に開催した本ブログ管理人による 「金融資産形成術セミナー」 の動画、および講演で使用したスライドです。



NY夜景

      



勤務医・開業医の種類に関わらず、医師が資産形成する際には下記の3つを組み合わせることで効率良く資産形成することができます。


1. 医師免許をベースにした人的資産からのキャッシュフロー
2. 不動産からのキャッシュフロー
3. 金融資産投資の技術


①②で得られる安定したキャッシュフローを元手にして、③の金融資産投資技術を用いて資産形成するのです。しかし、多忙な医師が金融資産投資で結果を出すのは難しいのが現実です。


一方、金融資産投資は買値で投資収益性が決まります。 ”多忙な医師がいかにして金融資産を安く買うか?” という命題を解決するため、私は超長期逆張り投資戦略を選択しています。 


今回の「金融資産投資術セミナー」は、資産形成マニュアルで提示した資産形成手法における金融資産投資の各論です。築古木造戸建投資は「守」、金融資産投資は「攻」という位置づけです。


築古木造戸建投資の「守」 と 金融資産投資の「攻」の組み合わせが、安定的な所得のある医師の資産形成における有力な選択肢のひとつと考えています。