昨日の整形外科医のゆるいブログの中で、興味深い記事がありました。上腕骨遠位部骨折のアプローチについて です。
恥ずかしながら、上腕三頭筋縦切アプローチは初めて知りました。ブログ内で拝見した術中画像は、上腕骨顆部関節面を完全に展開できています。
尺骨肘頭が解剖模型のように露出しているので少しびっくりしますが、筋膜の連続性が破綻していなければ、肘関節伸展機構も問題ないのでしょう。
今まで私は、肘頭や上腕三頭筋には手を加えず、こちらの症例のように上腕三頭筋の内外側から視野を確保しながら手術を施行していました。
コメント欄で肘頭骨切しないことに対する批判が寄せられました。確かにこのアプローチでは、関節面の完全な整復は難しいです。しかし高齢者の肘頭骨切はできるだけ避けたい・・・
今回、ゆるい先生に教えていただいたアプローチなら、このあたりも完全にクリアできそうです。今度この手の手術を施行する時には、このアプローチを選択しようと思いました。
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