今日の話題は「現場に行くのが怖い」です。
しかし、私は現場に赴くことを自らに課しているものの、決して喜々と行っているわけではありません。むしろ、現場にはできるだけ行きたくない・・・
宿泊業を例にとると
昨日は、逆走台風の影響で所有宿泊施設のお客様が1日早くチャックアウトすることになりました。宿泊費用の払い戻しは発生しないので悪い話ではありません。
しかし、台風が接近する可能性が高かったので、戸締りの確認に行く必要が発生しました。スタッフのシフトは1週間前には組んでいるので、突然の変更に対応できないのです。
実は、この宿泊施設は自宅から徒歩5分ほどのところにあります。物理的な距離は近いのですが、心理的な距離は遠い。何故なら、あまり現地入りしたくない気持ちがあるからです。
その理由は、現地入りすると見たくない現実が見えてしまうことが多いからです。久し振りに施設に入ると、案の定いろいろな「発見」をしてしまいました。
- エントランスのドア取っ手が外れかかっている
- お客様用のガイドブック(lonely planet)が無くなっている
- 点検口の蓋が歪んでいる
- 椅子の脚につけているクッションがはずれている
- エアコンの利きが悪い
いずれも、スタッフから私への報告は上がっておらず、お客様からの苦情もありません。しかし、苦情が無い=問題無い ではなくて、水面下で問題点が熟成されつつある状態です。
そんないろいろな問題点が、オーナー自ら現地入りすることで見えてしまいます。とりあえず⑤の対応は緊急性があるので、その場でエアコンフィルターの掃除を行いました。
これだけで30分ほどの時間ロスです。だいたい現地入りすると無傷で帰れることは少なく、何等かの対応をせざるを得ないことが多いです。
このような理由で、心理的には現地入りしたくないという気持ちになってしまいます。つまり、見たくないモノに対応せざるを得なくなる状況が嫌なんですね。
不動産投資も同じ
今回は宿泊施設を例にとりましたが、不動産投資でも似たようなものです。私は自分の時間を投入する機会を極限にまで減らしているので、日常は所有物件の存在を忘れるほどです。
PC上で全て完結するので「キレイ」な状態で全てがうまくいっているような感覚に陥りがちです。しかし、実際に現地入りすると問題点が山積していることが多いです。
もちろん、苦情が発生するレベルの問題ではないのですが、自分の要求レベルに引っかかる程度ではあるので、黙殺するわけにはいきません。
このことは1棟物件だけではなく、コインパーキングのような傍目には自動販売機状態の物件にも該当します。先日久し振りに行くと、ゴミが散乱していました。。。
ビジネスではどうなのか
私はリアル・ネットビジネスとも展開していますが、オーナーが関与している度合によって、現地入り(?)する際の心理的負担が異なります。
最も心理的負担が少ないのは、ネットビジネスです。こちらは、比較的キレイに整理されており、特に大きな問題は発生していません。
一方、現在最も資源を投入している医療系のリアルビジネスに関しても、さほど大きな心理的負担はありません。
何故だろうと考えてみると、毎日たくさんの問題点が発生しており、日々トラブル対応しているので、知らない問題が山積している状況にはなりえないことに気付きました。
つまり、毎日どんどんトラブルを解決しているため、ビジネスの全てを把握・管理しているのです。このため、心理的負担は少ないです。
要は、全ての投資やビジネスでトラブルは必発なのですが、それをまとめて処理するのか
、毎日処理するのかの違いだけのようでした。
そんな感じで筆を置こうとしたのですが、ふと自宅前駐車場(収益マイホーム)に目をやると、オリーブを植えている大きな鉢が倒れているではありませんか!
しかも、鉢が割れています。このオリーブは2004年以来ずっとこの場所にあるのですが、14年間で初めて出来事です。これは大変そう・・・
ああ、月極駐車場までも問題発生です(笑)
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