先日の地震保険の続きです。
貸家4つの合計で約100万円の地震保険がおりることが確定しました。
残念ながら規模の大きな1棟物件に関しては、現在の所有している物件も過去に所有していた物件も該当しなかったのですが、無から出た災害給付金なので満足しています。
さて、地震保険で給付金をいただくことになって改めて制度の歪みについて考えてみました。 世の中は全てが経済的合理性に基づいて動いているわけではありません。
経済政策であったりとか福祉対策であったりとか目的は様々ですが、経済的合理性に合わない制度や仕組みがたくさんあります。
今回の地震保険もそのような歪みを孕んでいる制度なのですが、その他のものとしては住宅ローンや医療保険が挙げられます。
経済的合理性を考えると、住宅ローンならもっと金利が高いはずですし、医療保険なら保険料がもっと高いはずです。
それが今のような低水準の負担に抑えられているということは、その歪みから何らかの利益が他から移転しているということになります。
住宅ローンで言うと 、来取るべき金利よりも相当低い水準に抑えられており、本来なら融資されるはずがない物件や人に対して融資がなされています。
将来的に経済環境が変わると銀行や制度自体が崩壊してしまう可能性がありますが、私たちのような消費者の立場では打出の小槌的な制度です。
医療保険に関してはリスクの高い高齢者に対して大判振舞いを続けているため、私たちのような医療従事者はその恩恵を受けています。
この制度に関しても、高齢者や医療従事者のような受益者がいる一方で、搾取され続けている一般人がいるわけですから、制度に永続性のあるものとは思ってはいけません。
しかし、私たちのような小市民にとっては、制度を現実に即したものに変えるというような高邁な理想論ではなく、現実に即した生き残り策を検討するべきだと思います。
住宅ローンに関しては、普通の事業性融資では購入することができないような物件を購入することがその利用法のひとつとして挙げられます。
ひとつの例として、都市中心部にある積算評価と実勢価格の乖離の激しい物件を消費的目的(自分で住む)で購入する等が該当します。
このような物件を全期間固定金利等で購入すると、将来インフレになった場合には大幅なディスカウント価格でゲットしたことになります。
このように制度の歪みを見つけてそこから何か利益を得ることができないかと考えることは、 実は資産形成において隠れた王道のひとつなのではないかと思います。
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