先日、某新聞社主催の市民セミナーで講演しました。講演内容は新聞に掲載されたのですが、改めてサマリー的な記事を掲載いただけることになりました。


ありがたい話なのですが、新聞記者によるインタビューを字起こしした原稿を見せてもらったところ、思わず「うーん
」と唸ってしまいました。


確かに私の言葉で書かれているのですが、内容が比較的テキトーなのです(笑)。そうか、自分はこんな適当なことをいつも言ってるのかとちょっとショックでもありました。


やはり、新聞に掲載されるからにはテキトーな内容ではいけません。今回は股関節部痛についての講演だったので、内容が本当に正しいのか否かを教科書で確認する必要があります。


疫学的なことも多く喋ったので、これらの内容の裏取りを行う必要があります。ちょうど手元に股関節学という教科書があったので、この本を確認しながら原稿校正を行いました。


普段ブログを書いている時も医学的なことはできるだけ正確に記載しようと心がけています。しかし、新聞に掲載される内容はそれとは比較にならないプレッシャーを感じます。


新聞はもう過去の媒体だと思っていましたが、やはりイザ自分が新聞に掲載されるとなるとかなり緊張感があります。新聞もまだまだ捨てたものではないですね。






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