訪日観光客が増加し続けています。
最近では地方の小都市でも、外国人を見かけることが少なくなくなりました。


何故彼らは日本にやって来るのでしょうか? もちろん、日本は気候が温暖で歴史もあり、観光資源が豊富です。ただ、これらのことは昔から変わりありません。


訪日観光客が増加し続ける最大の理由は、安くてお得な旅行先だからです。このことは私にとって隔世の感があります。


1990年台半ばの超円高の時代には、高騰する円のために外国人旅行者が激減して、浅草寺周辺の宿泊施設が悲鳴を上げているというニュースが流れていたことを思い出しました。


当時は国内で外国人旅行者を見かけることはほとんどなく、旅行者=日本人という感覚でした。しかし、今では国内の至る所で外国人旅行者を見かけます。


当初、私は訪日外国人が増加することは好ましいことだと考えていました。自分自身が宿泊施設を運営していることもあって、訪日外国人増加の恩恵にあやかっていたからです。


今でも感謝の念はありますが、増え続ける訪日観光客に対して少し違った感情を抱くようになりました。それは日本の凋落です。



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上のグラフは 2018年の一人当たりGDPランキングです。日本はどこかな~と探してみると、下の方に申し訳なさそうにありました。なんと世界第 26位に過ぎません。


日本の 2つ下にはバハマがあります。確かに小規模な国家が多いものの、すでに日本は先進国とは言えないのではないのか? という疑念が湧きます。


そういえば、1990年台に東南アジアに行くと、ビーチは欧米からの観光客で溢れかえっており、街も彼らに埋め尽くされていました。まるで占領軍のようです。


そして今の日本の街には、1990年台の東南アジアの既視感があります。どうやら 20年前には想像すらできなかった事態が進行しているようです。


日本がここまで凋落した原因は産業構造の変化によるものでしょうが、①アニマルスピリッツを無くしたこと ②規制が厳しすぎること も挙げられると思います。


実際、私自身も規制強化のために、来年には現在展開中のビジネスのひとつを廃業する予定です。規制強化に対応するコストアップとビジネスの自由度制約がその理由です。


世界第26位でも良いではないかと思う向きもありますが、私はこの考え方を是としません。世界では大競争が続いており、今のままではどんどん順位を落とすこと必定だからです。


個人レベルでできることが限られていますが、寄らば大樹の陰的な考え方を改め、上昇志向を尊ぶ気概を持つことが肝要ではないかと思います。







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