先日、金融資産投資家仲間で米国株が話題になりました。これだけゴタゴタ続きなのに米国のS&P500は史上最高値を更新しています。


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2018年末には市場は天井という予想でしたが、今回も見事に外しました。つくづく自分の市場を読む力の無さを痛感します...。


ここまで指数が上昇すると、ポジションを確保していないと機会損失をしている焦りが出てきます。このため、新規で米国市場に参入する投資家が後を絶ちません。


何名かの日本株専業投資家が米国株に参入するのを横目で見ていますが、私はとても同調して参戦する気になりません。


その理由は、ずばり「損するのが怖い」からです。表題のタイトルですが何を隠そう私のことなんですね(笑)。ここまで指数が上昇すると下落する未来しか想像できないのです。


ただ、私は年がら年中そのように感じていますので、米国株に関しては20年間のほとんどの期間で予想を外していることになります。


ここまで徹底的に外すと我ながらスゴイ才能かなと思います。さて、そんな予想能力皆無+臆病な私にも、20年間のうち2~3年だけ元気だった期間があります。


それは2012年と2015~2016年にかけてです。現在のS
&P500の超長期チャートから後追いでみるとさざ波程度の下落ですが、当時の感覚では金融市場に大きな揺らぎがありました。


本格的に海外株式の個別株投資に参戦した時期が2012年だったこともあり、この時期にNYSE上場のブルーチップ株を集中的に購入しました。


私はBuy & Holdが信条なので、この時のポジションを維持しています。このおかげで昨今のS
&P500の上昇の恩恵をある程度受けています。


しかし、臆病+ネガティブな性格なので、どうしても明るい未来を想像できません。このため、米国株投資では一般的な順張り投資を20年間で1回も敢行したことがありません。


米国株における順張り投資家との成績差はかなり大きいものと推察しています。一方、日本株に関しては、この臆病+ネガティブな性格が幸いしています。


日本株には2000年以降だけでも下落期間が長かったので、必然的に臆病+ネガティブな性格の私でも購入を決断できるチャンスが多くなります。


このため、米国株・日本株とも利益は出しているものの、利益のほとんどは日本株から生まれたものです。日本の市場トレンドと私の性格がマッチしているのでしょう。


このように2000年以降の20年間を俯瞰してみると、投資家の成績は下記のような傾向があるのではないでしょうか。

  • 臆病+ネガティブな性格: 横這いトレンドが基本の日本株で有利
  • 積極的+ポジティブな性格: 上昇トレンドが基本の米国株で有利


自ら自分の性格をディスっている気もしますが、私の場合100%米国市場で戦っていたら、おそらく今ほどの結果を出すことはできなかった可能性が高いです。


このように、市場の基本トレンドと自分の性格や投資戦略の相性によって、金融資産投資の結果は大きく影響を受けるのではないかと考えています。






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