先日、人工膝関節全置換術(TKA)がありました。最近ではつとめて、術中にマイルストーンを設定してリズミカルな手術になるように心掛けています。
しかし、マイルストーンに固執し過ぎることはあまりよく無いことに気付きました。自分の調子が悪い時にマイルストーンに固執し過ぎると、どうしても手術が雑になるからです。
そして定型手術の場合、自分の調子が良いか否かは、視点がどこにあるのかである程度判断しています。この場合の視点とは物理的な視点ではなく、精神的な視点です。
調子が良い時は、自分のアタマの少し上ぐらいから全体を見渡して手術を施行している感覚になります。もちろん手先に集中していますが周囲にも気を配れている状態です。
一方、調子が悪い時は術野しか見ることができません。上から全体を見ている感覚にどうしてもなれないのです。こういう時は要注意だと考えています。
狭い範囲にしか気を配れていないときには何か思いがけないことが起こりがちだからです。では、どのような時が調子悪いのでしょうか? 私の場合は下記のごとくです。
- 前日に多飲した
- 睡眠時間が短かった
- 前日に脂っこいものを大量に食べた
- 2件目以降の手術
- 不慣れな手術
自分の不摂生がバロメーターになることが多いので分かりやすいかもしれません。やはり、手術をするからには、前日から体調管理しなきゃなと改めて思いました(苦笑)。
★★★ 管理人 お勧めの医学書 ★★★
初学者がTKAの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です








