今週号の週刊ダイヤモンドは富裕層特集でした。
お題は、富裕層 親リッチと成り上がリッチの金・節税です。






書店での販売は2月3日(月)からですが、私は定期購読しているので土曜日に一読しました。数年に1度程度は富裕層に関する特集がありますが、今回も興味深く読了しました。


初めて週刊ダイヤモンドの富裕層特集を読んだのは2006年の全解剖 上流社会 下流社会でした。当時にしては非常にインパクトがあったので、今でも内容を鮮明に覚えています。






上向きエレベーターの一番最後に白衣の人が居たので反応したのかもしれません(笑)。さて、2006年の特集と今回を比較すると、内容にずいぶん違いがあることに気付きました。


前回は ITバブルを反映して IPO長者が富裕層のメインプレーヤー的な扱いでしたが、今回はアベノミクス以降の資産インフレに乗った不動産・株・仮想通貨長者の扱いが大きいです。


また、IPOまでいかないアフィリエイト系での起業家(?)まで居ます。もちろん IPO長者は健在ですが、ずいぶん富裕層の属性が「軽くなった」ように感じました。


さて、新興富裕層の属性を反映したプレーヤー達の特徴を挙げてみます。まず目を引くのは不動産・株式投資長者の属性です。彼らはおおむね 40~50歳台です。


もちろん、これには理由があります。その理由はチャンスの窓が開いたとき(2008~2012年)に、最も切符の入手が容易であった年齢層(当時の30歳台)に該当します。


不動産投資のリアルワールドでは、現在30歳台後半の人が超富裕層に到達できた最年少年世代です。当時20歳台半ばだった人達で、それ以下の年齢では不動産投資は困難でした。


株式投資も不動産投資とほぼ同様の属性ですが、少し若めであっても不動産ほど参入障壁は高くないので、現在の30歳台後半でも無理はありませんでした。


あと、超富裕層に到達した株式投資家のほとんどは、投資対象が日本株であることです。米国株投資やドルコスト平均法での超富裕層到達事例は皆無です。


やはり、突き抜けるためには自分の得意分野に注力する必要があります。米国在住であれば米国株投資もアリですが、日本在住ではハンディキャップを克服しなければいけません。


一方、仮想通貨は不動産や株式投資家に比べると小粒で、富裕層止まり(純資産5億円未満)の人がほとんどでした。バブル期間が短く、その後低迷していることが原因でしょう。


仮想通貨に関しては、バブル期に売り抜けた資金を事業投資に投じて超富裕層に到達した人が若干名いました。この「波乗り」のセンスは天賦の才なので常人では模倣しがたいです。


このようにみると、現在の富裕層が時代の寵児であることが分かります。資産インフレの波に乗れたか否かで、その後の運命が大きく変わったからです。


改めて感じたのは、努力はもちろん必要ですが「時代の流れ」という運の要素も大きいとい事実です。やはりゼロから超富裕層に成り上がるには時代の追風を受ける必要があります。


残念ながら、現在は不動産・株式・仮想通貨ともチャンスの窓は開いていなさそうです。しかし、世の中のどこかには人知れずチャンスの窓が開いている可能性が高いです。


そのチャンスの窓が開いていることを見つけることができれば、10年後には超富裕層に到達することも可能かもしれませんね。






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