ぼちぼち学会シーズンですが、今年は状況が例年と異なります。言わずと知れた新型コロナウイルス肺炎騒ぎのためです。


政府は不要不急の集まりを控えるように呼びかけています。これに対応して、各学会でも学会開催中止や延期を決定するところが出てくる可能性があります。


学会自体が中止しなくても、参加予定だった医師の出席取りやめが多発することが予想されるので、いずれにせよ学会運営は大打撃を被ると思われます。


確かに感染予防に一定の効果が見込めるのでしょうが、猫も杓子もイベントを中止するのはどうかという気もします。


以前にこれと似た風景をみたことがあります。それは2011年の東日本大震災です。当時は「自粛」という誰得でバカげた行為が横行して、日本中が自己満足に陥っていました。


皆が「自粛」すると、更に被災地の経済を傷めつけます。派手に消費しようとまでは言いませんが、災害時に全く異なるエリアで自粛するというバカげた行為はやめるべきでしょう。


一方、今回は感染症なので厄介です。多数の医療関係者が集う学会などは下手をすると感染を拡散する原因となりかねません。自粛は大嫌いですが、今回は仕方ないかもです。


このため、学会主催者はギリギリまで判断を保留することになりますが、責任者の心労は察するに余りあります。どちらに転んでも周囲から非難されるので本当に気の毒です...。


今回の新型コロナウイルス肺炎はすでにエピデミック(局所的な流行)になってるそうですが、このままパンデミックに至るか否かは分かりません。


そのような観点からは、少なくとも2~3月開催の学会への参加は見合わせた方がよいかもしれません。新型コロナウイルス肺炎への罹患危険性が最も高いのは医師なので...。







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