株式市場のラリーが続いています。
新型コロナウイルス感染症の終息感は地域によって異なるので意外感があります。


アジアは落ち着いており、ヨーロッパはピークが過ぎつつあります。一方、米国は予断を許さない状況で、日本も緊張感が高まっています。


それでも株式市場が上昇しているのは、各国の中央銀行が財政ファイナンスを敢行しているからでしょう。ここまで世界が狂ってしまうと、これまでの常識が通用しなくなります。


私は毎月月末に所有資産の時価評価を行っていますが、あまりに株価が上昇しているので、今週も時価評価してしまいました。下記は今年1月以降の投資金額比の時価評価です。


  • J-REIT: 111.8%
  • 電力株: 111.2%
  • 欧州銀行株: 94.5%
  • 石油メジャー: 124.6%


コロナショックで投資した金額のトータルでの時価評価は 109.3%です。相当な金額を投下したので、たかだか 9.3%の含み益ではあるものの、バカにならない金額になっています。


FRBがヘリマネを敢行する決意表明をしたため、余程のことが無い限り株式市場は崩落しない印象を抱いています。プロの機関投資家が同様の見解を持つと相場は強化されそうです。


2020年3月23日(日本は連休前の3月19日)が大底だった可能性が日に日に高まっており、この説が本当であれば順張り投資家にとっての草刈り場がやってきたことになります。


日本では連日のように新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が増加しており、感染爆発の瀬戸際に立っていますが、株式市場は違うロジックで動いているので注意が必要です。


さて、オンラインサロン内でも告知したのですが、私と同じようにコロナショックで「ストック型銘柄」への「逆張り投資」を敢行した方は、弾む心を自制してほしいと思います。


利食い千人力と言われるように、こまめに利食いして小さな利益を積み上げることが株式投資で勝つ秘訣のひとつです。


しかし、利食い千人力は順張り投資に当てはまるものの、逆張りでは当てはまらないと考えています。逆張りで買い向かった場合は、10~20%で利食うと非常にもったいないです。


基本的に私は ATM目的でストック型銘柄を購入しているため売却は考えていません。永久保有が前提です。ただし、石油メジャーや銀行株のような市況株に関しては異なります。


これらは購入金額の 2倍程度での売却を考えています。2倍になるまでは数年かかると思われるので、それまでは焦らず配当金を享受することで株価上昇を待つつもりです。


ブログやSNS界隈では、超長期の積立投資をを選好している人が多いですが、私のように 10~20年以上にわたって Buy & Holdできている人はほとんど居ないと思われます。


高利回りのストック型銘柄を利回り 10%程度で仕込んだ場合には、配当金のみで投下資金を10年程度で回収できる可能性があります。


実際に私が2008~2009年に仕込んだJ-REITは分配金利回り10%超あったので、12年で全額回収しました。このような事例もあることを知って、安易に売らないでほしいと思います。






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