メイン勤務先のオンライン診療のキックオフミーティングに参加しました。会議は「密」を避けるために、ZOOM利用というのが今風(?)です。


やはり、ZOOMでは積極的なやりとりが難しいですね。それはさておき、実際に CURONを利用したオンライン診療が3症例発生したので、担当医師の感想が出てきました。


オンライン診療は新鮮で楽しい経験だったそうです。現状では相当受診抑制されているので、患者さんはオンライン診療でなければ受診しなかったとおっしゃられていたそうです。


どこの医療機関も程度の差こそあれ受診抑制の影響を受けていると思います。この窮状を打開する切り札のひとつがオンライン診療であることは間違いないでしょう。


こういう局面では迅速にマーケットインするに限ります。近隣の潜在ニーズを総取りするべく、大量の広告費を期間限定で投入するべきだ!と主張しておきました。


過激な意見なので、採用されるかは否かは分かりませんが(笑)。私に決裁権があれば絶対にやっていますので、ヒトの下で働くのは結構面倒なものです。


収益面では、クリニックと病院では差があるようです。病院再診では対面診療・電話診察・オンライン診療はすべて 147点で同じです。そうであればガンガン広報するべきでしょう。


一方、クリニックでは初診料が対面368点に対して、電話診察とオンライン診療は294点なので、トータルでいうと対面診察よりも 16%減少します。


クリニック初診では、特定疾患療養管理料が対面225点に対して、電話診察とオンライン診療は147点なので、トータルでいうと対面診察よりも 29%減少します。


1回あたりの単価は低くならざるを得ませんが、そこは受診回数で十分に賄えると思います。しかも感染予防や患者ニーズも高いので、私はオンライン診療 agree派です。






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