世界中で株式市場のラリーが続いています。まだいたる所に地雷がありますが、現時点では2020年3月23日が大底であった可能性が高いです。


こうなってくると、またしてもやることが何も無い元通りの生活に戻ってしまいました。毎日株式投資で忙しかった 3月が懐かしい...。


さてさて、私は毎月末に金融資産の時価評価を行っています。今月も例に漏れず、5月30日時点での時価評価を確認しました。


今回のコロナショックでの金融資産全体の Maximum Drawdown(MDD)は約 12%でした。現金比率が高かったので MDDは低めです。現時点では MDDから 7割戻しています。


一方、今回のコロナショックで投下した資金に対する騰がり方は下記のごとくです。連騰しているので期待しましたが、パーセントで見るとたいした騰がり方ではないようです。

  • J-REIT: 131.4%
  • 電力株: 102.2%
  • 欧州銀行株: 90.4%
  • 石油メジャー: 123.8%


トータルでは今回の投資金額に対して110.1%でした。電力株と欧州銀行株はイマイチですが、J-REITと石油メジャーはそこそこっぽい感じです。


株式市況をみると、5月後半はこちらが不安になるほど毎日のように株価が上がっていました。しかし、これこそが逆張り投資の妙味だと思います。


逆張り投資では、死にそうになりながら大底まで買い下がっていくため、力尽きずに大底にたどり着いた場合は、ユニット数が半端ないほど増加します。


この激増したユニット数がベースになるので、一旦株価が反転し始めると時価評価額の増加スピードはすさまじいです。


一度でもこの醍醐味を覚えると、次の大相場では信念をもって買い向かえる能力を獲得することになります。こうなればしめたものです。


しかし、一般的には大底までたどり着けずに途中で挫折してしまいます。新規投資を停止して傍観するのであればアリですが、怖くなって損切りすると目も当てられません。


このあたりは、伴走者が居ればクリアできる確率があがりますが、最終的には逆張り投資に対する理解と強靭な精神力が必要です...。


世の中の大多数の人は鋼のメンタルの持ち主ではないので、決して万人にお勧めできるものではありません。しかし、順張り投資にはより優れた投資の才能が必要です。


このあたりを勘案すると、メンタルがそれなりに強い人であれば、確実性がやや高い逆張り投資の方がお勧めかもしれません。


ただし、いずれの投資戦略を採るにしても(もしくは不動産投資なども含めたどのような投資活動であっても)メンタルがあまりに弱いと結果を出すことは不可能です。


自分のメンタルが投資に向いているか否かは「暴落時にもインデックスへのドルコスト平均法を継続できるか」がひとつの指標になります。


ご存知のようにインデックスへのドルコスト平均法は負けにくい投資戦略です。もし現在が資本主義の最終局面であるならご法度な戦略ですが、そうでないなら一考に値します。


ある程度のメンタルがあれば誰にでもできる(はず)のインデックスへのドルコスト平均法を途中で挫折する程度であれば、到底「ホンモノ」の投資は難しいと思います。


今回のコロナショックで、インデックスへのドルコスト平均法を採用していた方は、実際に最後まで敢行できたか否かを確認することをお勧めします。






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