先日、オンラインサロン内で金投資に関するウェビナーが開催されました。私も金投資歴が長いので座長を任されたのですが、なかなか興味深い内容でした。
座長をするからにはそれなりに勉強しておかなければなりません。そこで、金投資についてもう一度おさらいしてみました。
まず金投資の目的ですが、私は大規模な社会的・経済的災厄に対する「保険」とみなしています。決して金投資で儲けることを第一目的としてはいけません。
その理由は、金は何の付加価値も生まないからです。金は物質なので配当を生むことはありません。また、経済成長の果実を得ることもできないため、株式や不動産とは違うのです。
経済成長から切り離されているため伸びしろは無いものの、投資対象としての性質から「守り」を固めることに適しています。
金投資を実施するには、下記4つの投資対象を通じて行うことになります。
- ETF
- 投資信託
- 金現物
- 産金株
私自身は、③金現物と④産金株を通じて金投資を実践していますが、一般的には①ETFや②投資信託を通じて金投資を実行することが多いです。
これらの投資対象の多くは、金現物を原資産としている場合が多いですが、中には金現物を原資産としていないものもあるので注意が必要です。
株式投資のように売却益を狙う方法もありますが、金価格変動率は大きくないので短期で結果を出すのは難しいのが現実です。売却益を狙うのであれば株式投資が望ましいでしょう。
一方、金現物は所有している「満足感」を得ることはできます。金現物を眺めていると、その怪しい魅力の虜になります(笑)。
そして、実物資産の満足感以外にも、超長期目線では消費税上昇による利益を享受することが望めます。例えば私は、1999年に金現物を購入しましたが当時の消費税は3%でした。
もし、2020年現在に売却すれば消費税 10%なので、売却金額には消費税が含まれます。つまり、消費税の差額(10%-3%=7%)が懐に転がり込むのです。
一方、金現物への投資は実物を扱うことから下記のような欠点があります。
- 売買いのスプレッドが大きい
- 取引手数料が高い
- 盗難リスクがある
- 保管費用がかかる
盗難リスクは銀行貸金庫でクリアできますが、年1~2万円の賃貸料がかかります。また、都市部で銀行の貸金庫を利用するには、銀行の太客である必要があります。
これらのデメリットのため、金現物売買で短期利益を得るのは困難です。金現物に投資するのであれば数年単位以上の長期目線で行いましょう。
ここまでツラツラと金投資について述べてきましたが、私の個人的なお勧めは金現物への投資です。単価でいうと500g以上の金地金(インゴット)が割安です。
しかし、インゴット1枚あたりの価格が大きくなってしまったので、やや割高ではあるものの金貨への投資も検討に値するでしょう。
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