Twitterの医クラでは、ATM医問題が流行っているそうです。先日の北海道の飲み会で初めて意識しましたが、よく考えるとゆる医先生のブログで頻出の話題だったように思います。


極端な話だから面白がって話題にはなるけど、実際にそんな人は居ないだろうと思っていましたが、類似ケースはそこそこあるようです。


周知のように、一度 ATM医になってしまうとリカバリーが難しいようです。そこで、ATM医問題の解決法を検討してみました。


まず、ATM医になってしまう理由は、悪意のある配偶者と離婚するためには膨大な費用がかかるからです。離婚にかかる費用には下記3つがあります。

  • 慰謝料
  • 財産分与
  • 婚姻費用


上記のうち慰謝料に関しては、仮にどちらかが浮気をしていたとしてもたいした金額にはなりません。財産分与は結婚してから殖えた資産なので、そこそこの金額になります。


そして離婚するための最大のハードルは、婚姻費用です。ATM医が逃れられない理由は、離婚時の多額の婚姻費用分担です。婚姻費用は、下記の式で算出されます。



婚姻費用=夫婦の年収差の34~52% × 5~10年



5~10年というのは離婚までにかかる期間です。なぜこんなに長いのかというと、未成年の子供が居る場合、基本的に離婚は認められないからです。


もし、子供のいる年収 2000万円の人が離婚する場合には、婚姻費用だけで5000万円以上かかるという信じられないような世界が広がっています...。


離婚したくても実際には極めて難しいことが分かります。まさに生ける屍状態で金蔓にされ続けます。ATM医が問題になることがようやく理解できました。


しかし、自分の身に置き換えて考えると、私の場合は簡単に離婚できることに気付きました。その理由は、その気になれば簡単に年収差をゼロ~マイナスにできるからです。


その理由は、医師としての個人給与所得は総収入の10%台なので、その気になればゼロにできる(勤務医をリタイアする)ことと、それ以上に銀行対策を入念に行ってきたからです。


銀行対策とは何でしょう??? 私の感覚では、婚姻費用目的で ATM医にたかる悪意ある配偶者よりも、銀行の取り立ての方が 10倍ぐらいタチが悪いです。


しかし、一般的には銀行融資を利用しないで超富裕層の門をくぐることは難しいです。私は今でこそ実質無借金なので気楽ですが、2013年までは膨大な借金を背負っていました。


常に破綻リスクを抱えながら生活していたので、不動産投資がうまくいかなくなったときでも破綻を回避する対策を粛々と打ってきたのです。


その対策の柱は、無借金の資産保有法人への所得移転です。キャッシュを産むビジネスや資産をホワイト法人へ少しずつ移転し、私個人では資産を所有しないようにしています。


さすがの銀行も、融資先ではない法人にまでは手出しできません。銀行(サービサー)の取り立ては苛烈を極めますが、法人に移転していると完璧に守られるのです。


そして、この銀行対策は悪意ある配偶者にも有効です。資産形成を志す人は、是非法人での資産形成を第一に考えてほしいと思います。


ここまで脱線しながらも ATM医問題の解決法を検討してきましたが、やはり「今すぐ離婚したい」というニーズに対する解決法はあまり無さそうです。


ゆる医先生が医師同士の結婚を勧める理由がようやく分かりました。医師同士であれば、ダブルインカムに加えて、婚姻費用もほぼゼロにできそうです。


また、医師以外と結婚する場合には、やさぱす先生が主張している事実婚という選択肢も、ハードルは高いですが有望に思えます。


ここまでつらつらと考えてきましたが、結婚するのにここまで考えなければならないことに愕然としました。私はたまたま安全地帯に居ましたが、偶然の産物だったようです...。






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