人生の中ではさまざまなピンチに遭遇します。特に医師の場合は、一般の方に比べてピンチに陥ることが多いのではないでしょうか?
受け持ち患者さんが急変した、術中に血管を傷つけてしまって大出血、コロナ禍で患者数が激減してクリニック経営が危ない、浮気がばれて修羅場になった、、、などなど
いずれも嫌なことばかりですが、ピンチを100%回避することはできません。もちろん、可能かぎりリスクを回避しますが、私は常にピンチが発生することを前提に生きています。
ではピンチになるとどうするのか? 一応逃げるという手もありますが、可能なかぎりピンチを全力で受け止めてそれを克服しようと、もがいてみます。
もがくとどうなるのか? やはり精神的にとてもしんどいですが、前向きに解決しようとすると、ピンチのおかげで予想外に発展することを経験します。
半年前、とあるビジネスパートナーと袂を分かつことがありました。なぜ相手を怒らせてしまったのか未だによく分かりませんが、重要なパートナーだったので深刻な状況です。
まさに青天の霹靂だったので、厳しい状況に追い込まれました。しかし、現実を受け止めるしかありません。とにかくパートナーが抜けた大きな穴を埋めることに注力しました。
いろいろ実践したところ、予想外にパートナーが抜けた穴をあっさり埋めることができました。しかも、パートナーと袂を分かつ前と比べて約 5倍の処理能力まで獲得したのです。
それまでは身近な人への直接声掛けが中心でしたが、ピンチの際に編み出した新規パートナー募集法で、たくさんのパートナーをコストゼロで獲得する手法をマスターしました。
新規パートナーが激増したおかげで自由度が増し、新規事業に参戦する余力まで生まれました。パートナーと袂を分かつことがなければ、到達しえない地点にまで成長したのです。
このような経験をして、これはひょっとして「ピンチはチャンス」だったのかもしれないと気付きました。「ピンチはチャンス」は、以前のボスが口癖にしていたフレーズです。
ピンチになると、当然ながらかなり追い込まれます。何とか現状を挽回しなければと必死になって解決法をいくつも考えます。
必死になって考え続けてとにかく実践してみることで、解決の糸口になることがあります。普通の状態では考えもしなかったことを実行すると新たな境地を切り開くことになります。
このような観点で、今までを振り返ると意外と「ピンチはチャンス」だったことが多かったと気付きました。具体的には下記のごとくです。
- クソ物件を掴んだために空室対策を習得して、空室対策支援事業を起業できた
- 郊外クソ物件で苦労したため、都市中心部のドミナント戦略に方針転換
- 消費者金融株で300万円溶かしたおかげで超長期逆張り投資を開眼
- Airbnbの法規制で廃業の危機に瀕したが、簡易宿所免許を取得して事業拡大に成功
どうやら、たくさんのピンチをチャンスに変えて成長してきたようです。そして現在、ビジネスパートナーとの破局を乗り越えてから、もうひとつの危機が目前に迫っています。
それは、売上急増に伴う供給力不足です。ビジネスの鉄則は「いくら供給力不足に陥っても、決して受注を絞ってはいけない」です。受注を絞ると勢いが止まり勝機を失います。
ビジネスはタイミングが全てです。受注を絞ることはビジネス成長の死を意味します。一般的な解決法は外注ですが、残念ながらニッチなビジネスなので外注先が存在しません。
そして、無策のまま受注し続けると、2010年に発生したグルーポンの「スカスカおせち事件」の二の舞になってしまいます。
急増する売上に対応するために内部体制を急拡大させつつ、経験の浅いスタッフ増加によるガバナンス不足に陥らないように、危うい舵取りを迫られてメンタルが病みそうです(笑)
そろそろ本気で、道楽で続けている勤務医からの卒業が脳裏をよぎりますが、ピンチはチャンスと考えて前向きに行くしかないと腹をくくろうと思います。
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