ついに NYダウの終値が 3万ドルの大台越えしました。先週はザラ場での 3万ドル越えでしたが、やはり終値の大台越えはインパクトがあります。


NYSEの株価上昇に牽引されて、私の株式ポートフォリオも過去最高を更新しました。私は過去20年間で下記の株式に集中投資を行いました。

  • J-REIT(2008~2009年、2020年)
  • 電力株(2012年、2020年)
  • 産金株(2015年)
  • 欧州銀行株(2016年、2020年) 
  • 石油メジャー(2020年)


投資目的は配当を得る権利なので、もともとは高配当株です。しかし私が集中投資する時期は株価が暴落しているだけに配当利回りは低く、無配のことさえあります。


このため、投資する時期には無配銘柄に対して、どんどん大きくなる含み損を抱えながら買い下がっていくという精神的に苦しい時期を経験します。


ここが最もしんどい時期なのですが、終わりのないトンネルのように見える長い下落局面にも、いつかは出口があるものです。つまり、株価下落が止まり小康状態となる時期です。


この時期にも、一段安になる不安に苛まれることになりますが、機械的な投資に徹することで自分の感情(恐怖)から逃れることは可能です。


そして、小康状態に続いて株価が回復するトレンドに入ると、逆張り投資戦略では投資することができなくなるので、急速にその業界の株式に対する興味を失います。


現在、欧州銀行株と石油メジャーはこのトレンドに入った可能性が高いのですが、こうなると私的には株価が上がっていく様を傍観するしか方法がありません。


一般の投資家であれば、株価が上昇して含み益がどんどん大きくなると、いつ売却するのかで悩むことになりますが、私には売却という選択肢は無いため迷いも嬉しさもありません。


一方、株価上昇による含み益増大時期が過ぎて本格的に業界の収益性が改善すると、私にとって最大の楽しみが到来します。それは、各銘柄が増配し始める時期です。


現在、2015年の産金株がその時期に該当します。2020年12月5日現在で投資金額に対する産金株の平均利回りは 4.67%です。産金株≒ゴールドなので、配当を産むゴールドです。


この時期に到達するには数年の時間を要します。私の中では果樹園のような感覚です。つまり種をまいて(投資して)、木が育ち(業績回復)、実がなる(増配)という感じです。


もちろん、産金株は市況株なので、好景気になれば株価は下落する可能性が高いです。しかし、安価に仕入れた株式は破綻しないかぎり配当を生み続けます。


今回のコロナ禍では、欧州銀行株と石油メジャーで種をまいたので、業績が回復して増配される数年後が楽しみです。


このように一般的な投資戦略とはかけ離れた考え方で20年ほどやってきたのですが、現時点では配当を得る権利だけではなく、大きな含み益も享受できる投資戦略のようです。






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