先日、HSBCの復配が発表されました!HSBC(香港上海銀行)はロンドンを拠点としており、言わずと知れた世界最大級の金融コングロマリットの旗艦銀行です。


私は HSBC好きで、下がっては買うを繰り返しており、ほとんど「銀行預金」の感覚です。そして今回のコロナショックでは、HSBCに対して過去最大級の投資を敢行しました。


香港市場は0.1ドル、NY市場のADRは0.75ドルの復配なので、コロナ禍以前の 2019年の 1/3程度の配当金額です。まだまだコロナ禍の傷は癒えていないのでしょう。


それでも復配したことは喜ばしいことです。私の金融資産投資の根幹を成すものは配当です。配当目的で株価暴落時に買い下がるので、復配は投資の折り返し地点なのです。


さて、2月末なので今月も金融資産投資の時価評価を行いました。下記は配当目的で購入した海外株式の資産リストです。購入時換算の利回りはなかなか良い数字だと考えています。



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まず目を引くのは、産金株(黄色行)の利回りの高さです。金価格高騰のおかげで、2015年と比べて収益が増大しました。配当も順調に上昇しています。


一方、株価はすでにピークアウトしており、普通の感覚であれば売却するべきだと思います。現にバフェットも産金株は売却済みのようですが、私はホールドし続けます。


産金株は市況株なので、2015年のような株価になる可能性はあります。しかし産金株 ≒ 金現物と考えて永久保有するつもりです。配当の出る金現物や ETFはありませんから...。


次に、石油メジャーや鉄業株ですが、こちらは収益性回復途上ではあるものの、株価は回復しつつあります。配当はコロナ禍前から維持されているため、復配イベントはありません。


今回のコロナ禍は、特に製造業においてはリーマンショックほどではなかった可能性があります。投資家的にはまずまず満足できる経過でした。


最後にHSBCをはじめとする欧州銀行株です。こちらは、HSBCや BCS(バークレイズ)の英国勢を筆頭に、SAN(サンタンデール)やBBVAなどのスペイン勢も復調が著しいです。


欧州銀行株の先陣を切って、HSBCと BCSが復配発表しましたが、スペイン勢もこれに続くと思われます。銀行株のストーリーは思い描いていた通りなので嬉しさもひとしおです。


これまで見てきたように、配当目的の超長期逆張り投資では、業績悪化で株価暴落+無配転落 → 業績回復 → 復配 → 高利回り配当というサイクルが一般的です。


ひとつのサイクルが回るのに5年ほどかかるケースもありますが、滅多に無いチャンスをつかんで着実に「資産」を積み上げていこうと思います。






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