コロナ禍がもたらした最も大きな影響のひとつにリモートワークがあります。医療は現場に居る必要が多いですが、それでもコロナ禍前と比べて明らかな変化があります。
オンライン診療に関しては、少なくとも私の周囲では期待ほどには普及していません。これは対象患者さんが高齢者であるためオンラインを望んでいないことが原因でしょう。
しかし、患者さん家族への説明業務に関しては、リモートワーク(?)が普及したように思います。例えば先日 3件の手術を執刀しましたが、ご家族への説明はすべて電話でした。
メインの勤務先のコロナ対応が厳密なので、術後であってもご家族の病棟内への立ち入りが禁止されています。このため、やむを得ず電話で説明するのですが、コレが結構快適です。
これまでは、家族が病院に到着するのが遅れると都度説明に行かなければなりませんでした。しかし、今では帰室直後に電話するので、こちらの時間効率が非常に良いのです。
もちろん、患者さんが元気なことを確認したい気持ちはあるでしょうが、ご家族は忙しい人も多いため決して評判は悪くありません。コロナ禍が無ければ実現不可能だったはずです。
そんな感じで意外にもコロナ禍のおかげで業務が簡略化されたりスムーズになることも多いことを実感しています。これもリモートワークの一種といって過言ではありません。
一方、展開中のビジネスはもともと完全リモートワークですが、大口取引先に関しては毎月訪問していました。ところがコロナ禍のため事務所からのビデオ面談に切り替わりました。
先方は東証一部上場クラスの規模なので、スタートアップとは言え面談時にはワイシャツを着用しています。しかし、窮屈な服装が嫌いな私はワイシャツを羽織っているだけです。
下半身はジーンズなのですが、画面上は上半身だけなので真面目くさい体裁です。しかし、先日は PCの調子が悪く、代替機を取りに行く必要がありました。
無造作に席から立ちあがったのですが、ワイシャツを羽織っているだけのことがモロバレしてしまいました...。上半身だけのなんちゃって正装時は注意しなければですね(笑)。
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