株式などの金融資産投資では、危機発生時にキャッシュ・イズ・キングは常識です。2020年3月のコロナショック時には皆がリスク資産を投げ売りしてキャッシュに殺到しました。


リーマンショックやコロナショックのような危機時にはキャッシュの価値が暴騰します。危機は滅多に無いですが、キャッシュがあると暴落した資産を買い漁ることができます。


危機発生時は、持たざる者が成り上がるのに最も適した時期と言えます。10年に一度発生するか分からないレベルの危機に備えて、キャッシュを温存することは合理的だと思います。


また、企業経営においてもキャッシュ・イズ・キングは常識です。危機時に企業は当面の資金繰りのために、キャッシュ確保に奔走します。


株式投資ではキャッシュが無くても「暴落した資産を買えなかった」で済みますが、企業経営の場合にはキャッシュが無い=倒産なのでジ・エンドです。


このため、企業経営においては平時から使い道が無くてもある程度の融資を受けておき、手元資金を厚くしておくことは正当化されます。


一方、不動産投資においてはどうでしょうか?一般的に不動産投資は自己資金のみで行うことはありません。物件購入は融資が前提なので、キャッシュより融資が重視されがちです。


しかし、あまのじゃくの私は、不動産投資においてもキャッシュ・イズ・キングだと考え、融資よりもキャッシュ確保に重きを置いています。


もちろん不動産投資家の間でもキャッシュが重要であることは常識なので、できるだけ自己資金を使用しないでフルローンに近い融資を受けることを実践する人が多いです。


私も基本的にこの考え方に賛成で、物件はレバレッジをかけて購入することが多いです。しかし、他の不動産投資家と異なり、トータルの融資比率を抑えながら投資しています。


つまり、自己資金比率を高めに保ちながら不動産投資を実践することを固く守っているのです。現状では自己資金比率 80%超なので、少々度が過ぎているかもしれません。


しかし、最近では物件の入札に参加する機会がちらほらあり、手元流動性の厚さの威力を実感するようになりました。一般的に入札に参加するのはプロの不動産業者さんです。


彼らに融資特約など存在しないので、入札参加条件は当然融資特約無しです。そして物件価格は再上昇に転じています。株式市場と異なりコロナのダメージはほぼありませんでした。


私のような一般人にとって、入札に参加するのはやや敷居が高いですが、手元流動性が厚いと臆せず挑戦できます。


もちろん落札すれば融資確保に奔走しますが、融資が下りなくても手付金を失う危険性がありません。このため、不動産業者さんしか参加しない入札であっても参加できるのです。


入札に限らず、スピード勝負の物件買付競争において、融資を考えずに買付できるメリットには計り知れないものがあります。自験例では優良物件は即断即決でモノにしてきました。


もちろん最終的には融資を利用して物件を購入することになるのですが、手元流動性が厚いと不動産投資の選択肢が劇的に拡大します。


意図してこのような状態を目指したわけではありません。生来の臆病な性格のために、皆が殺到してイケイケなモノに投資する勇気がなくてキャッシュが積み上がってしまいました。


偶然の産物ではあるものの、キャッシュ・イズ・キングは真実だと実感しています。チャンスの間口を広げながら気長に買付を入れ続けて、物件を格安に仕入れたいと考えています。






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