今週は北海道電力が珍しく高騰しました。
全電力株の中で最も業績が悪いため、株価もまったく冴えません。


超低空飛行が常態化している北海道電力ですが、突然狂ったように株価が上昇しました。その理由は、予想外の黒字決算と、年間10円から20円への増配です。



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このニュースは久し振りに嬉しかったです!その理由は、私の投資戦略(配当目的逆張り投資)が偶然にも当たったからです。最近では、2021年2月のHSBC復配がありました。


その時にも説明しましたが、配当目的の超長期逆張り投資では、業績悪化で株価暴落+無配転落 → 業績回復 → 復配 → 高利回り配当というサイクルが一般的です。


ひとつのサイクルが回るのに5年ほどかかるケースもありますが、北海道電力はまさにその典型例だと思っていました。


北海道電力の置かれている状況は過酷です。大手電力会社は、東京電力を中心に再編機運が高まっています。しかし、北海道電力だけは取り残されています。


その理由は、北海道電力を買収するメリットに乏しいからです。北海道電力は人口密度の低い広大な土地に電線網を張り巡らせています。


降雪地帯が大半という過酷な状況なので、インフラを維持する費用が膨大です。同じような境遇の企業として JR北海道があります。


JR北海道はインフラ維持の負担に耐えかねて廃線を進めていますが、未だに上場できないままです。膨大なインフラ維持負担にもかかわらず健闘してる北海道電力は立派です。


北海道電力を応援するために株を購入しているわけではないですが、インフラ企業なので倒産は無いと考えて、2020年は激しく買い下がりました。


もともと北海道電力に投資していたこともあり、株数は優に 10000株を超えるものの、平均取得株価は 463円に過ぎません。


それでも今回の増配+株価上昇で購入時利回りは4.32%に上昇し、含み益も大台越えしそうです。永久保有なので利益が実現化することはないですが、ATM誕生は素直に嬉しいです。


東日本大震災以前の年間配当50円にはまだまだ遠いですが、もし実現すれば配当利回りは10%を超えます。電力株で配当利回り10%なら永久保有に値するのではないでしょうか。


2021年4月30日現在でチャンスの窓は閉じていますが、2020年3月のような滅多に無いチャンスをつかんで着実に「資産」を積み上げていこうと思います。






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