私はまぁまぁ忙しい毎日を過ごしています。一方、性格がチキンなので術前のシミュレーションは毎回欠かさず行っています。それが例え慣れ親しんだ人工関節手術であってもです。
では、いつ手術シミュレーションを行っているのかというと、通勤途中の自転車をこいでいるときです(笑)。
自宅を出てから 20分かかるのですが、その間に皮膚切開から縫合までを最低1回は完了します。アタマの中で 1回執刀すると「もういいか」となりますが難症例では 2回執刀します。
昔は手術記録を読んでシミュレーションしていましたが、自転車に乗りながらアタマの中で疑似手術をした方が、断然手が動くことを発見しました。
それ以来、慣れた手術はすべて通勤途中でシミュレーションを完了しています。個々の症例の画像チェックは、病院についてすぐに行います。
このような方法を採ることで、実質的に病院での10分程度の画像チェックだけで、ほぼ完璧な状態で手術に臨めます。時間の有効利用の観点では良い方法ではないでしょうか。
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初学者がTKAの治療体系を俯瞰するにあたり、最もお勧めの書籍です