私は毎月末に金融資産の時価評価を行っています。2002年1月から開始しているので、かれこれ 20年ちかく継続しています。毎回 1時間以上かかるので結構な手間です。


なぜこんな面倒なことを延々と続けているのでしょうか? その目的は、投資戦略を検証するための過去データ集めです。今回は株式投資の検証をしてみました。


検証対象は
  1. すでに投資自体が終了している
  2. 最低でも 5年以上のトラックレコードが存在する
を満たしている銘柄としました。


上記を満たしている各銘柄を下記に分類しました。
  • 高パフォーマンス群:購入時換算配当利回り10%以上、もしくは株価上昇が 5倍以上
  • 低パフォーマンス群:株価上昇が 2倍以下


まず総投資額の最も多い J-REITです。今回のコロナショックで新たに投資した銘柄は除外しています。投資時期が2008~2009年なので、総じてパフォーマンスは良好です。



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水色が高パフォーマンス群ですが、J-REITとしては中~下位の銘柄が目立ちます。ADR、都市ファンド、産業ファンドは一流のスポンサーですが、物件自体はイマイチです。


一方、低パフォーマンス群は、GORや JREなどのピカピカの銘柄です。上場Aリートも実質的には NBFやJREなのでピカピカ銘柄に準じます。


NBF、日本ロジスティクス、日本アコモなどの各ジャンルのリーディング銘柄は、低パフォーマンスには該当していないものの、ポテンシャルの割にはイマイチな成績です。




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次は日本を代表するいわゆるブルーチップ銘柄群ですが、こちらは散々な成績です。ベネッセの 57%(含み損!)は論外ですが、それ以外にも低パフォーマンス群ばかりです。


数少ない高パフォーマンス群は、日本郵船、NTT、富士フィルム、ソニーです。この4銘柄のうち、NTT以外は業績上昇のために、株価と配当利回りが上昇しました。


NTTに関しては、業績は横ばいですが配当性向の上昇とともに株価も上昇したようです。ブルーチップに関しては、投資対象としてはイマイチですが成長企業なら可なのでしょう。





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最後は、お楽しみ(?)の株式優待銘柄です。微妙な感じですが、やはり業績が停滞していて高値掴みしている銘柄は低パフォーマンス群です。


ブルーチップ銘柄ほど悪くないですがイマイチです。しかし、吉野家、ゼンショー、マクドナルドに関しては株主優待+超長期保有で投下資金をほぼ回収済みです。


残念ながら、株主優待目的の銘柄に関しては勝ち筋を見つけることができません。あえて言うなら業績成長銘柄ですが、成長は結果論なので事前に発見するのは難しいですね...。




ここまで検証した結果、私の投資手法で結果を出しているのは、
  • 本来の価値よりも大幅に安値に下落したタイミングで購入した銘柄
  • 結果的には稼ぐ力が安定的だった銘柄
  • 一流ではない銘柄


のようです。一流銘柄のパフォーマンスがイマイチなのは、下落時にもそれなりに評価されているため、株価が下げ切らないことが要因でしょう。


ちなみに、現在進行形で投資継続中であるため検討対象としていませんが、電力株のように超長期で下げ続けている銘柄に関しては(現時点で)パフォーマンスは良くないです。


現在注力中の地銀に関しては、電力株以上に超長期での下げが顕著です。30年スパンでみると 1/10程度にまで下げている銘柄が多く、収益性の劣化も著しいです。


電力株の経験からは、地銀株に投資することはリスキーと言えるでしょう。ただし、電力株は原子力政策の迷走が、地銀株はオーバーバンキングが解消されれば収益性が向上します。


電力に関しては国の命運を左右する問題なので、政権の腹の括り方しだいです。国家が良い方向に進むことで、自分にも利益が転がり込むような投資方針を考えたいと思います。






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